炭水化物抜きダイエットの危険性、夜だけ&外食OKが理想!

手軽に始められることから案外女性がやっているのが『炭水化物抜きダイエット』。

筋トレや運動みたいに辛くなくてわりと早めに効果が現れますが、正しい方法でやらないと結構危険なダイエットだと知っていましたか?

そこで今回は炭水化物抜きダイエットの危険性とおすすめの夜だけ抜く方法、外食をしてしまった時のリカバリー方法をご紹介したいと思います。

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炭水化物抜きダイエットを続けた場合5つの危険性がある!

炭水化物抜きダイエットは、2~3日など数日やる程度だったら特に危険性を考える必要はないです。

ただ、炭水化物を抜く生活を数ヵ月・半年・1年と長期間で続けた場合、下記の5つの危険性が出てきてしまいます。

栄養バランスの乱れによって体調不良を引き起こしてしまう

炭水化物を抜いていく代わりにタンパク質や脂質を過剰摂取してしまったり、食物繊維が不足してしまうことがあります。

そうすると、栄養バランスが乱れて体調不良を引き起こす恐れが出てくるんです。

タンパク質の過剰摂取は腎機能を悪化させたり、脂質の過剰摂取は中性脂肪の増加に繋がります。

また、脂質や食物繊維が不足すると、ほとんどの女性が悩んでいるであろう便秘の原因にもなってしまいます。

更に栄養バランスが乱れた状態が続いた場合、酷いと心筋梗塞や脳卒中・動脈硬化・低血糖や過呼吸といった症状が出ることも…

脳がエネルギー不足になって集中力が低下してしまう

皆さん知っての通り、糖質は大切な脳のエネルギー源です。

そんな大切なエネルギー源が摂取できる炭水化物を抜き続けると、脳はエネルギー不足となってその結果集中力が低下していきます。

それがずっと続くと、仕事や家事・運転などに支障をきたす恐れが出てきてしまいます。

体重だけではなく筋肉量が減ってしまう

炭水化物を抜き続けると、体重だけではなく筋肉量まで減ることがあります。

と言うのも、炭水化物をほぼゼロに近い状態までカットした場合、体はエネルギー不足を補うために筋肉を分解して糖質を作りだそうとするため筋肉量が落ちます。

筋肉量が落ちると基礎代謝の低下にもつながり、1日に消費できるカロリー量も減って逆に太りにやすく痩せにくい体になってしまいます。

止めた途端にリバウンドしてしまう

炭水化物を抜き続けるだけでダイエットをしようとすると、目標体重になって食事量を元に戻した際にリバウンドをすることがあります。

その理由は先ほども言ったように、炭水化物を抜き続けたことで基礎代謝が低下している可能性があるためです。

また、体が食事の量が少ない状態(エネルギー不足)に慣れてしまって、脂肪を溜めこむようになり消費するカロリーが少なくなってしまいます。

それだけでなく、少ない食事量でも長く生きられるように食べ物からの栄養吸収も激しくなり、その結果リバウンドしてしまうんですね。

口臭・体臭がきつくなってしまう

炭水化物をほぼ摂取しない状態が続くと体内に「ケトン体」という物質が作られ、そのケトン体が臭いの元となって口臭や体臭がきつくなることがあります。

ただしケトン体は、

  • 炭水化物を全く摂らない生活を3日~1週間以上続ける
  • 1日の食事のうち50%以上を脂質で補う

という2つの条件を満たした時に作られる物質のため、極端な炭水化物抜きダイエットをしなければケトン体は作られないのであまり気にしなくてもいいかもしれません。

炭水化物抜きダイエットを続けたいなら「夜だけ」がおすすめ

炭水化物抜きダイエットを無理なく続けるためには、「夜だけ」炭水化物を抜くのが一番良いと思います。

と言うのも、夜だけ炭水化物抜きダイエットには以下のようなメリットがあるからです。

  • 今までの生活リズムをあまり変えずに続けられる
  • 続けることで成果が得やすい
  • リバウンドの恐れが比較的少ない
  • 健康面にも良さそう

そして、夜だけ炭水化物抜きダイエットを成功させるためには、いくつかのポイントがあるのでご紹介します。

  1. 朝・昼はしっかり炭水化物を摂る
  2. 夜炭水化物を抜く分、朝と昼はしっかり摂るようにしましょう。

    朝食はヨーグルト・バナナ・シリアル、昼食は朝作ったお弁当など必ずご飯を食べるなど、自分ルールを作って取り組むと長続きしやすいですよ!

    特にお弁当のご飯は冷えていて弾力がある分噛む回数が増え、満腹感が得られて夕食までの間食を減らすことができるメリットもあります。

  3. 食べる時間や量を調節して適度に間食も摂る
  4. 炭水化物抜きダイエットをしているからといって我慢しすぎると、ダイエットが続かなかったりその分食べ過ぎて逆に太ってしまう可能性も出てきます。

    そのためどうしてもお腹が空いた時は、午前中には砂糖を少量入れたコーヒー、3時のおやつの時間には少量のチョコレートや果物などを間食しましょう。

  5. 夕食は野菜を主食として食べる
  6. 夜は炭水化物を抜くので、野菜を量や食べ方は決めずに思う存分食べましょう

    野菜が苦手な方は、炭水化物の代わりに豆腐・海藻類を食べるのもおすすめ。

    「ダイエットをしているから」という概念にとらわれず、好きな食べ方で食べるのがポイントですよ!

炭水化物抜きダイエットをしている時に外食をしてしまったら

炭水化物抜きダイエットをしていても、会社関係や友達からのお誘いで外食をすることもあると思います。

そんな時に「ダイエットをしているので食べません!」なんて言ったら、「なんなんだコイツは!」と思われてしまいかねないですよね?

そうならないためにも、リカバリー方法を知って気兼ねなく外食に行けるようにしましょう。

ガッツリ食べたことは気にせず、次の日からまたダイエットを進める

「ダイエット中なのに食べてしまったからもうダメだ…」と諦めるのではなく、それはそれ、これはこれと割り切って次の日からまたダイエットをして下さい。

どんなダイエットでもそうですが、あまりストイックにやりすぎるよりちょっとしたミスを気にしないことがとっても大切!

完璧にやろうとするとミスをした時にストレスが溜まり、ストレスを発散するためにいつも以上に食べてしまうことにも繋がりかねません。

外食して炭水化物を摂ってしまったからと言って次の日から太るわけではないので、あまり気にしないことが一番ですよ!

その日のうちに筋トレをする

そしてもう一つのリカバリー方法がその日のうちに筋トレをすることです。

食べた量にもよりますが、腕立て伏せ・腹筋・スクワットをそれぞれ10回3セット行って下さい。

筋トレをすることによって、糖質が脂肪に変わってしまうのを防ぐ効果が期待できますよ!

糖質は摂った直後に脂肪に変わるわけではなく、筋肉内に運ばれてから運動エネルギーになります。

糖質を過剰に摂取してしまうと、その筋肉内のエネルギーが余ってしまい脂質に変換されて太るんですね。

それを防ぐために、筋トレをしてエネルギーを消費してしまおうという訳です。

時間が経てば経つほど余ったエネルギーが脂肪に変わってしまうので、出来ればその日のうちに筋トレをして下さいね?

まとめ

炭水化物はエネルギー源として必須の糖質が含まれているため、あまりにも摂取しなさすぎると5つの危険性が出てきてしまいます。

そのため、早急に効果を期待するのではなく、抜くのは夜だけにして少しずつダイエットをしていきましょう。

あまり我慢しすぎるのも良くないので、外食をしてしまってもあまり気にせず、筋トレでリカバリーをしながらダイエットして下さいね?

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