私は「楽チンだから」という理由でスニーカーばっかり履いていますが、たまにヒールを履くといつも母に「歩き方が変だよ」と言われてしまいますf^_^;
ただ、そう言われてもどうして変だと言われるのか、逆に変じゃない歩き方ってどんなものなのかが全く分からいのは私だけでしょうか?
もしかしたら同じようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれないので、今回はヒールの歩き方が変だと言われる理由や正しい歩き方について一緒に学べたらと思います。
目次
ヒールの歩き方で「変」と言われるのはなぜ?
どうして変だと言われるような歩き方になってしまうのかと言うと、それには下記の3つ理由が挙げられます。
足先が痛くなって変な歩き方に…
おしゃれなヒールは足先が細くなっているものが大半なので、長時間歩いていると足先が痛くなってくることが多いですよね?
足先が痛くなってくると、どうしても体重をどこかに逃がしてしまいたくなり、無意識のうちに重心が後ろにいきがちに。
そうすると、膝が曲がったり猫背にもなりやすくなってしまうため、変な歩き方になってしまうんですねf^_^;
私も膝を曲げるとつま先への体重が緩和されるので、疲れてくるとどうしても膝を曲げて歩いてよく母に注意されますww
上半身が真っ直ぐ保てない
ヒールが高くなればなるほど、つま先立ちをしているような状態になるため、上半身が自然と前にいきやすくなります。
でも、そのままでは体が前に倒れていってしまうので、体は倒れないようにどうにかして姿勢を保とうとするんです。
ただ、その時に背骨を支えてくれる深~い部分の筋肉を使えばいいのに、多くの場合は脚や表面側の腹筋に力を入れてしまう場合が多いんです!
そうすると、足指をまるめるようにぐっと掴んでしまったり、膝を曲げたり前腿で踏ん張ってしまい脚のラインが崩れやすくなってしまいます。
しかも、表面側の腹筋(腹直筋など)に力が入りすぎると、骨盤がころんと後ろに傾きやすくなって腰が丸くなりがち…
逆に、膝が曲がったり猫背になることを防ごうとして膝をぐっと伸ばしてしまい、上半身が必要以上に後ろにいって弓なりの状態になるのも見た目が綺麗じゃなくなります。
歩き方以前に靴が合っていない!
「えっ!?それでは元も子もないんじゃない!?」と言いたくなってしまいますがf^_^;
ヒールの土踏まずの位置と自分の土踏まずの位置が合わないだけでも、バランスよく体重が乗りにくかったり不必要に力が入ってしまって今お伝えした状態になりかねません。
ヒールが細いものになるとこれがかなり顕著に現れます!
体重がまっすぐヒールに乗っていないと、ヒールが傾いてしまいバランスをとることが大変…
バランスをとることが難しくなると左右に脚が落ちそうになったり、最悪の場合グキッ!とくじいたりひねったりして大怪我にも繋がってしまうので、変な歩き方は早急に直したいですねf^_^;
ヒールの正しい歩き方のポイントは3つ!
「私変な歩き方してるんだ…」と自分のクセが分かったところで、もう歩き方が変なんて言わせないようにヒールの正しい歩き方をマスターしましょう。
ヒールは正しい歩き方にするだけで、体力や年齢関係なくビックリするほど快適にそして美しく歩くことができますよ♪
そのためのポイントはたったの3つ!
この3つさえ押さえれば明日から誰でも綺麗にヒールを履きこなせます。
その1:内側のくるぶしを見せて歩くことを意識して
私はこの時点で「あ~全然できてなかったわ~」と思ったんですけどww内側のくるぶしを見せるように歩くことで、美脚に見えたり姿勢が良くなったりします^_^
逆に内またで歩くと、捻挫や姿勢の悪さからくる腰痛・骨盤の歪みに繋がってしまう可能性が出てきます。
そのため、しっかりと5本の指をヒールの中で伸ばしながら、内側のくるぶしを見せるように歩きましょう!
その2:地面に着地する時は、つま先とかかとを同時に着地+膝を伸ばす
内側のくるぶしを見せるように意識しすぎると、ついかかとを先に着地させてしまいがちになりますよね?
でも、ヒールを履いている時はかかとからの着地はNG!
つま先とかかとはなるべく同時に着地するように心掛け、さらに着地と同時に膝も真っ直ぐ伸ばしましょう。
そうすることによって、ぴょこぴょこ歩きが解消されて美しい歩き姿になるだけでなく、足が長く見えたりお尻の筋肉を効果的に使うことでヒップアップが期待できたりしますよ♪
その3:地面についている足のつま先の前に、後ろから前に運んだ足のかかとは着地させる
これはヒールに関係なく、美しい歩き方の基本として『1本の線の上を歩くようにする』ということがよく言われます。
それを実践するためには、地面についている足のつま先の前に、後ろから前に運ぶ足のかかとを着地させるように歩きましょう!
ヒールで歩くとするカツカツ音はデキる女の証じゃない!?
普段ヒールを履かない私は、あのカツカツ音を聞くと「デキる女の人だな~!」なんてちょっとカッコよくすら思うんですけどもww
実はあの音は、足のサイズに合わない靴やかかとが浮きやすいものだったり、リフトと呼ばれるヒール部分のソールが音の鳴りやすい素材が原因なんですって!
ヒールの性質上、かかとから歩くと多少は音が鳴るものなんですけどね、あまりにも音が大きすぎるのはただの迷惑でしかないということです。
これを言うと「歩き方の問題でしょ?」と言われることがありますが、どちらかというとリフトの問題が大きいと思います。
ただ、音を気にして爪先で歩くとせっかくのヒールなのに美しくない歩き方になってしまうため、今からご紹介する方法でなるべく音が出ないように工夫をしましょう^_^
- 修理屋さんで静音ヒールに変えてもらう
- パッドを当ててサイズを調整する
- シューズバンドでカパカパしないようにする
靴のサイズは合っているのに音がどうしても鳴る時は、靴の修理屋さんで静音ヒールに替えてもらいましょう。
特にピンヒールの場合は音が大きくなってしまいがちなので、一度見てもらって替えられるようであればお願いするといいですよ♪
靴のサイズが合っていないと靴が不安定になり、歩くよりも強くヒールが地面にあたってしまって音が出やすくなります。
そのため、かかとが合っていない場合は足首の後ろに貼るタイプのものを、つま先にズレてしまう場合はつま先に貼るパッドで調節して下さい^_^
パッドは1000円前後から市販されているので手軽に試せるのおすすめの理由です。
パッドを当てるのと同じような役目として、シューズバンドも有効です。
調整もしやすいものが多くてお手軽な方法なのと、種類が豊富なので自分に合ったものを是非見つけて下さいね♪
まとめ
ヒールの歩き方が変だと言われる理由は、足が痛いのをかばって膝を曲げたり上半身を真っすぐ保てず変なところに力が入ってしまっているからです。
でも、今回ご紹介した正しい歩き方の3つのポイントを実践すれば、すぐにでもヒールを履きこなすことができるようになりますよ^_^
ただ、せっかくヒールを履けるようになってもカツカツ音が大きいと全てが台無しなので、修理屋さんで静音ヒールに変えてもらうなどの方法で対処して下さいね?