「さあ、来週から一人暮らしをし始めるぞ!」と言っても、すぐに一人暮らしを始められるわけではないですよね?
一人暮らしをするためにはまず実家などから引っ越しをして、色んな手続きをしたり準備をしなければいけません。
そこで今回は一人暮らしのための引っ越しの準備や荷物リスト、必要な金額について説明したいと思います。
目次
一人暮らしをするための引っ越しの準備とは
一人暮らしをするために引っ越しをするには、大きく分けて以下の5つの準備が必要となります。
まずは部屋を決める
なんと言ってもまずは引越し先の部屋を決めないと、どこで生活するのか決められないですよね?
特に辞令などが下りた時期にもよりますが、3月や4月といった新生活スタートの時期は早ければ早いに越したことはありません。
人気物件はすぐになるため、下見をじっくりする期間も考えてできれば3ヵ月以上前から物件探しはしておきましょう。
もし、漠然と一人暮らしがしたいだけで特に時期が決まっていないのであれば、5~6月の新生活シーズンが過ぎてからがおすすめですよ!
部屋が決まったら引越し業者を決める
引越しを全て自分でするという選択肢もありますが、ほとんどの方は引越し業者に頼むかと思います。
この時も、引越し業者を探したり見積もりを取ったりするための期間が必要なので、1ヵ月前くらいには業者を決めておきたいですね。
引越し業者からダンボールがもらえることも多いので、荷造りのためにもこのくらいの期間に準備しておくと焦らずに済みますよ!
住所変更などの各種手続きする
役所などへの住所変更手続きや、銀行・クレジットカード・ネットなど各種サービスにおいて色々と変更手続きが必要となる場合がありますよね?
各種サービスは引越し後でもかまわないと思いますが、役所の転出届など引越しの2週間前からできる手続きはしっかりしておきましょう。
引越しをするための準備を進める
引っ越しをするための荷造りをはじめ、上に書いたような各種手続き、そして一人暮らしをする部屋の準備もしないといけません。
サービスによっては工事なども必要となる場合もあるため、その確認も含めてこれも1ヵ月くらい前から始めて下さい。
新しい生活に向けて家電や家具・日用品などを揃える
実家から使えるものは持ってきてもいいと思いますが、一人暮らしをする家に家電や家具・日用品などが無いと困ってしまいます。
引越しをした瞬間から一人暮らしの生活が始まるため、必要なものは早めにそろえて準備しないといけません。
トイレットペーパーやティッシュ・タオルなどのすぐに使うような日用品、家電も冷蔵庫や洗濯機などすぐに使うことになるものは最初に準備しておきましょう。
一人暮らしのための引っ越しで必要な荷物リスト
引っ越しをするための準備を書きましたが、引越しをスムーズにするためには「持っていくもの」「持っていかないもの」を選定することも大切です。
そこで、一般的な一人暮らしの引っ越しで必要になってくる荷物をリストにまとめてみました。
【家具】
- テーブル
- ベッドや布団といった寝具
- 食器棚
- 収納家具・棚
- カーテン(遮光カーテン&ミラーカーテン)
【家電】
- ガスコンロやIHクッキングヒーター
- 炊飯器
- 電子レンジやトースター
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- テレビ
- 掃除機
- エアコン
- パソコン
- ドライヤー
【キッチン用品】
- 包丁とまな板
- お玉やザルボウルなど
- 鍋やフライパン
- 食器類
- 箸やフォーク類
- カップやグラス
- キッチンバサミ
- 缶切りや栓抜き
- ラップとアルミホイル
- 保存用袋やタッパー
- スポンジと食器用洗剤
- 食器用布巾と台布巾
- 調味料(醤油・砂糖・塩など)
- 引越し直後に簡単に食べられるもの
【その他】
- 洗濯洗剤や柔軟剤
- 洗濯物干しとハンガー
- 洗濯ネット
- ゴミ袋(透明タイプや指定ゴミ袋など)
- 歯磨き用品(歯ブラシ・歯磨き粉・コップ)
- お風呂用品(シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・バスマット・掃除用品)
- トイレ用品(トイレットペーパー・マット類・掃除用品)
- タオル類(バスタオルやフェイスタオルなど)
- ゴミ箱
- ティッシュ
- エチケット用品(爪きり・体温計・綿棒・髭剃りなど)
- 常備薬
- 傘
あとはその季節に合った衣類を最低限持ってきておいて、実家に帰った時に少しずつ持ってくるのがいいでしょう。
また、家具などのサイズはしっかり測っておかないと、「入らない…!」なんてことになりかねないので注意をして下さいね?
一人暮らしをするための引っ越しの金額を知ろう!
引っ越しをする上で一番気になるのは、やっぱり引っ越しをするために必要な金額ですよね?
何かと出費が増えるからこそ少しでも安く済ませたいというのが本音ではないでしょうか。
そこで、引越し業者に頼んだ場合と自力で引っ越した場合の費用の相場を比較してみたいと思います。
引越し業者
どの引越し業者を利用するかによって金額に多少の違いは出てきますが、一人暮らしの場合の相場はだいたい30000~60000円です。
一人暮らしで最も使われる2トントラックと、2人の作業員で見積もりがされるケースの金額になります。
ただし、同一市内の近距離や同一県内の中距離、県外の遠距離など引越し先の距離と、引っ越しをする時期によって費用は変わってきます。
もちろん運搬する家具の量が多くて2トントラックに乗りきらない場合、その分金額も割高になるので注意が必要です。
自力で引っ越し
自分でトラックをレンタルして家族や友達に手伝ってもらう場合の相場は、だいたい40000円程度です。
ただ、自家用でトラックを所有していればいいですが、レンタルをするとなると1日15000円程度+ガソリン代が必要になってきます。
また、友達に手伝ってもらった場合に、昼食や夕食などといった謝礼も忘れてはいけません。
その挙句に重たい家具を運搬する労力も加わるので、費用対効果を考えると引っ越し業者にお願いする方が私はおすすめです!
まとめ
こうして書き出してみると、一人暮らしのための引っ越しでも準備をすることがたくさんあることが分かりますね。
そのため、少しでもスムーズに引っ越しができるように荷物リストを参考にして準備をしてみて下さい。
また、引っ越しの金額は引っ越し業者の方が高くなりがちですが、予算や人手・労力を考えて引っ越し業者か自力で引っ越しか選びましょう。