お正月の遊びと聞いて一番最初に『福笑い』を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身も毎年おかめやひょっとこの顔の出来栄えを見て、集まった皆で大笑いして過ごしています。
今回はそんなお正月の定番の遊びである福笑いの由来や、作り方と遊び方についてご紹介していきたいと思います。
お正月の遊びの福笑いの由来は?
お正月の伝統的な遊びの一つである「福笑い」ですが、すでに明治時代にはお正月遊びとして定着していたとされています。
ただ、福笑いについての詳細な起源は明らかになってないので、どのようにして遊ばれ始めたのかは謎のまま。
でも、昔から「笑う門には福来る(いつも笑っている人には自然と幸福がやってくる)」ということわざがあるように、お正月から皆で笑って家庭円満招福の願いを込めて遊ばれるようになったのではないかと思います。
福笑いでお馴染みの丸い頬を赤く染めて垂れ目でニッコリと笑う「おかめ」は、多くの福と書いて「お多福」と呼ばれて親しまれ、豆絞りで口を尖らせた変顔の「ひょっとこ」も無条件に笑えてくる顔をしてますよね?
そんな二つの顔を見ながら、小さな子供からお年寄りまで皆でとにかくゲラゲラ笑えるのは福笑いならでは♪
最近ではほとんど遊ばれなくなってきてしまいましたが、福を呼ぶためにもお正月には是非家族や親せき皆で福笑いをして笑いたいですね!
お正月の遊びの福笑いの作り方
福笑いは画用紙さえあればとっても簡単に作ることができるます。
【材料】
- 画用紙 … 台紙用1枚
- 画用紙 … パーツ用1枚
【用意するもの】
- はさみ
- マジックペン
【作り方】
- 台紙となる画用紙に顔の輪郭を書く
- 別の画用紙に顔のパーツを書く
- 2で書いたパーツをはさみで切り取ったら準備完了!
※切ったパーツはなくさないようにビニール袋や空き箱に入れて保管しておきましょう。
福笑いの基本的な顔はお多福さんやひょっとこですが、自分の顔や好きなキャラクターで遊んでも楽しいですよ!
また、パーツは1人で作っても数人でワイワイ楽しみながらでも、とにかく自由に作りましょう。
年齢によってパーツの数はどんどん増やして難易度を高くしたり、最初から思わず笑ってしまいそうな面白い形にしてみてもいいですよね♪
お正月の遊びの福笑いの遊び方
福笑いの台紙とパーツを作ったら、早速皆で遊んでみましょう♪
【用意する物】
- 作った福笑いの台紙
- 作った福笑いのパーツ
- 目隠し用のタオルやバンダナ
【遊び方】
- 目の前に台紙を広げて、パーツを用意する
- 福笑いをする人が台紙やパーツが見えないように、タオルやバンダナなどで目隠しをする
- 手で触って形や位置を確認しながら、台紙の顔の輪郭内に顔のパーツを並べていく
- 全てパーツを並べ終わったら目隠しをはずして終了!
この時、周りで見ている子が「目だよ!」「口だよ!」と教えてあげながら、目隠しをしている子にパーツを手渡ししてあげると遊びやすいと思います。
また、パーツが大きい物や少ないものから始めて、徐々にパーツを増やして難しくしていっても面白いですよ!
今回は基本的な遊び方をご紹介しましたが、遊び方は自由なのでその都度ルールを変えて遊んでみて下さい。
ちなみに私が親戚中で集まって遊ぶ時は、台紙を壁に貼って年齢によって初めの位置を変えたり、中学生以上はグルグル回ってから始めるなどのルールで遊んでますよ♪
まとめ
福笑いがどのような起源かは明らかになっていなくても、明治時代くらいからお正月の遊びの定番として親しまれてきました。
遊び方も目隠しをすること以外は本当に自由なので、パーツの数やルールをどんどん変えていって皆で楽しく遊べます。
老若男女問わずお正月から大笑いができるのは福笑いならではなので、是非今年のお正月は集まった皆で福笑いをして楽しいお正月を過ごして下さいね♪