自由研究で中学生におすすめの実験と、まとめ方やまとめるコツなど

夏休みの宿題ってたくさんありますよね?中学生になると部活動も始まるので部活に勉強にと忙しい毎日だと思います。

その中でも特にめんどくさくて後回しにしがちなのが『自由研究』ではないでしょうか。

今回はそんな自由研究が簡単に終わる実験とレポートのまとめ方について書いていきたいと思います。

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自由研究を中学生が簡単に進められるのはこれ!

ここでは1日や2日で終わってまとめやすい自由研究を紹介します。

10円玉をピカピカに綺麗にする方法

【準備するもの】
汚れた10円玉、綿棒、洗剤、各種調味料(塩、砂糖、マヨネーズ、ソース、お酢、レモン汁、ケチャップなど)

【実験方法】
1. 綿棒に洗剤や調味料をつけ、10円玉の片面(右側 or 左側)だけを擦る
2. 1を各調味料ごとに繰り返す。

【ポイント】
汚れを落とした10円玉は調味料ごとに写真にとっておきレポートに貼りつけると実験結果が一目でわかるのでおすすめです。

この時、10円玉の片側(右側or左側)だけをこすると、汚れる前と後のビフォーアフターを比べられるので分かりやすいですよ。

10円玉が黒いのは何が原因か、どの調味料が効果的だったか、酸化物から酸素が取れることを理科で何と言うかをまとめましょう。

ジュースの砂糖の量調べ

【準備するもの】
ジュース(炭酸飲料やフルーツジュースなど様々な種類があると比較しやすい)、鍋、計り

【実験方法】
1. 鍋にジュースを入れて沸騰させる。
2. 沸騰後、砂糖だけが鍋に残るまで煮詰める
3. 残った砂糖を量る。
4. 1~3をジュースごとに繰り返す。

【ポイント】
・ジュースの種類ははたくさんあると比較がしやすいです。

・鍋に残った砂糖の量を写真に撮ってレポートに貼りつけると実験結果が分かりやすくなりおすすめです。

どのジュースにどれだけ砂糖が入っていたかグラフにしてみるのもいいでしょう。

廃油を使った石鹸づくり

【準備するもの】
廃油100g、オルトケイ酸ナトリウム25g(廃油の1/4の分量)、お湯50g、ペットボトルや密閉できる容器、牛乳パックなど型になるもの、手袋(ゴム手袋は強アルカリで溶けてしまうため必ずビニール手袋)

【実験方法】
1. お湯とオルトケイ酸ナトリウムを密閉容器に入れてよく振って溶かす。
2. 1が完全に溶けたらそこに廃油を入れ、20~30分くらい振り続ける。(テレビを見ながらでOK)
※ボールに入れてかき回したくらいではなかなか油と混ざらないので、必ず密閉できる容器に入れて振って下さい。
3. 型に流し込み1~2日程度放置して固まるのを待つ。
4. 型から外したら涼しい場所で乾燥させる。

【ポイント】
油1gを自然界で分解させるにはどれくらいの水が必要なのかを、インターネットなどで調べてまとめるのがおすすめです。

・市販品との違いにつて調べてまとめてみるのもレポートが書きやすいと思います。

・環境に本当に優しいのか考察するといいでしょう。

自由研究の中学生のレポートのまとめ方は?

自由研究がスムーズに進んでもレポートやまとめに時間を取っていては1日で終わらなくなってしまいます。

レポートの様式は学校の先生からまとめ方の指示を受けている場合はその指示に沿って書き、一般的には次のような形式でまとめていきます。

①表紙研究テーマと自分の名前
テーマに関連した絵や写真を添えると印象がグッと良くなります。

②研究の動機このテーマを選んだ(説得力のある)理由
なぜこの研究に取りくもうと思ったのか、日常で感じていた事と学校の授業で感じた事など動機は2つ挙げられるといいですね。

③研究の目的何を明らかにしようとしているのか
計画の段階では簡単な目的と、もう一歩進んだ(結果がうまく出ないかもしれない)目的を想定しておきます。

④研究の方法実験方法や工作の手順
実験方法や工作の手順を順序よく箇条書きで説明します。誰かが同じ事をやってみようとした場合にできるかを頭に置いて作成するといいでしょう。

実験操作や調査の様子がわかるように図や写真を添付するとより良くなります。

この時、本やインターネットから取ってきたデータではなく自分が実験したデータだということをしっかりアピールして下さいね。

⑤研究の結果どんな結果になったのか
実験観察で得られたデータを表やグラフでわかりやすくまとめます。集めた標本なども見やすい形で示して下さい。

グラフを使う場合は、3色ぐらいの色を使って書くと見やすくなり、印をつけたり文章も添えて説明するとなおいいでしょう。

⑥結果の考察結果からわかったこと
「自分の予想(仮説)とどうだったか」「なぜ予想と結果が違ったのか」など、結果からわかったことを整理して説明します。

この時、自分の考えだけでは難しい場合は、本やインターネットでも調べた事も参考にしながら書くとまとめやすいです。

⑦反省と感想この研究を通してどうだったのか
今回の自由研究の取り組みを振り返って気づいたことなどをまとめます。

苦労したことや、できれば今後の課題を入れておくとさらに良くなりますよ。

⑧参考図書・参考にしたサイト
もし参考にした本があれば題名と出版社名を、インターネットを使って調べたならサイト名を書きましょう。

自由研究のレポートを効率良くまとめるコツは?

2章でレポートのまとめ方について書きましたが、ここでは短時間でレポートを終わらせるためのコツを紹介します。

①まずは下書きを書く
レポートのまとめ方は2章で説明したように8つの部分から成り立っていましたよね?

それに従ってレポート用紙8枚に1枚ずつ「研究の動機」、「研究の目的」・・・と題名を書いて、8つの作文を書くつもりで下書きをします。

その際自分の書きやすい項目から書いてみるのがおすすめです。

また、文章にするのが苦手な人はポイントになることを箇条書きで書いていきましょう。そうすると後からの訂正や書き加えが簡単になりますよ。

②見直し
下書きができたと思ってもすぐに清書はしないで下さい。

①で書いた下書きに一旦目を通して、どこを直せばもっとよくなるか客観的に見ることが大切です。

③清書
見直しをしたところを修正して下書きが出来上がったら、いよいよ清書をしていきます。

表現方法や写真・図のレイアウトを考え、誰が見ても見やすいことを意識して清書をしましょう。

下書きなんてめんどくさい…という人が多いと思いますが、一発本番で清書をするよりも自分で内容を理解しながらまとめることができるので、下書きはめんどくさいと思っても必ず書くようにして下さい。

下書きを書くことこそ、結果的にレポートを効率よく早くまとめるコツなのです。

まとめ

自由研究はレポートのまとめ方や効率よくまとめるコツを知っておくことで早く終わらせることができます。

今回紹介したような簡単な自由研究でも、内容が面白くて考察や結果を書きやすいものが沢山あります。

せっかくの自由研究ですから、自分に合った方法で楽しみながら自由研究に取り組みましょう!

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