防災グッズリスト、赤ちゃんや子供に必要な物の解説

防災グッズはいつ何が起こるか分からない今のご時世、すぐに持ち出せるように手元に用意しておきたいものです。

ですが、家族に赤ちゃんや子供さんがいる場合、通常の防災用品以外に何を用意すればいいのか分からないですよね。

今回は赤ちゃんや子供さんがいる家庭に必要な物についてまとめてみましたので、是非参考にしていただければと思います。

スポンサーリンク

防災グッズの中で赤ちゃんに必要な物は?

赤ちゃんがいる家庭で準備しておくべき避難グッズの種類は普通の家庭とは異なります。

いざというときに困らないよう以下のグッズをそろえておくようにしましょう。

その際、リュックサックや非常用持ち出し袋にひとまとめにしておくと、災害時にスムーズに持ち出すことができて安心です。

①オムツ
赤ちゃんを連れて避難生活をしていると困るのがオムツの問題です。

とくに新生児であれば一日に10枚消費することも珍しくないため、赤ちゃんがいる家庭ではオムツを多くストックしておきたいところですよね?

基本的には避難グッズは3日分用意しておくのが良いとされているので、一日10枚×3で30枚ストックしておけばいいでしょう。

ですが、もしかしたら避難生活中にお腹を壊したりする可能性もあるので、できれば60枚くらいはあると心強いです。

②衣類
こちらも3日分用意しましょう。服はできれば前開きのものかシンプルなデザインのもので着脱しやすいものにして下さい。

衣類はどうしてもかさばるので、なるべく荷物を軽くしたいという人は服を1日分と肌着を3日分にしてもいいでしょう。

その際靴下も忘れずに用意しておくことを忘れずに。

③ミルク
母乳育児をしているママであっても何かあった時の為に、ミルクは必ず備蓄しておくようにしましょう。

缶タイプのミルクはかさばるので分包タイプのものが便利です。

またキューブタイプのミルクは計量が不要なので、コンパクトで持ち運びも手軽でオススメですよ。

④哺乳瓶
赤ちゃんにミルクを与える際に必須のアイテムです。

赤ちゃんが直接口にするものなので衛生面を考慮してできれば消毒をしたいですが、水不足などで消毒できない可能性があるので使い捨てタイプを用意しておくようにしましょう。

⑤ベビーフード
離乳食期の赤ちゃんであればベビーフードを用意するのも忘れずに。こちらも3日分用意しておくと安心です。

ベビーフードの中には容器と一体化しているものもあるので、できればそのタイプのベビーフードを買っておきましょう。

⑥飲み水
赤ちゃんにミルクを飲ませる際に必要になるので、飲み水も一緒に準備しておきます。

水は大人にとっても必要なのでなるべく多く確保しておきたいところですが、量が多いほど荷物としてかさばるのであまり負担のない程度の量を用意しましょう。

⑦抱っこヒモ
素早く移動することができないため災害時の避難にベビーカーは使えません。

また、災害が起きると赤ちゃんを抱きかかえて逃げる人が多いと思いますが、両手が塞がるとスムーズに移動することができなくなります。

その為、抱っこヒモを用意して赤ちゃんを体にしっかり固定して逃げられるようにしましょう。

⑧母子手帳
通常は持ち歩いている方も多いと思いますが、緊急時にいつでも持ち出せるようにしておきます。

大きな地震などが来るとどうしても慌ててしまうので、無意識でも持って飛び出せるような場所や入れ物がおすすめです。

防災グッズの中で子供に必要な物は?

もう少し大きな子供さんがいる場合は、以下のグッズを一つのリュックなどにまとめましょう。

①オムツ・パンツ
オムツは5枚程度、パンツは3枚程度用意します。

簡易トイレ設置されていても行列ですぐにいけないかもしれませんし、夜は電気がつかず子供がトイレに行くのを嫌がると思うので、オムツはとれていても念のため準備しておきます。

②おしり拭き
1袋は必ず入れておきましょう。

おしりなどもそうですがすぐにお風呂に入れないので、体や手足も拭くときも使えて便利です。

③水・食糧・おやつ
大人は我慢できても子供に我慢はさせられないので、ペットボトルの水を3~4本は入れておくといいでしょう。

水で戻すお米なども入れてとりあえず子供の分だけでも食糧と水をすぐ確保できるようにしておきます。

また、おやつもいくつか準備して入れておくと、いざという時にいいですよ。

④着替え
着替えも2~3セットは最低でも準備しておきます。

夏でも羽織物を忘れず、季節を先取りしてサイズも少し大きめを入れておきましょう。

⑤母子手帳・お薬手帳
通常は持ち歩いている方も多いと思いますが、緊急時にいつでも持ち出せるようにしておきます。

大きな地震などが来るとどうしても慌ててしまうので、無意識でも引っ掴んで飛び出せるようにしましょう。

幼児になると薬なども飲んでいると思いますので、お薬手帳も忘れないようにして下さい。

⑥タオル・バスタオル・ガーゼのハンカチ
大きめのタオルはできれば1枚はほしいです。災害時の季節が寒くなるようであれば、尚のことほしいですね。

バスタオルなどは避難時に頭を覆う時にも役立つので、余裕があれば何枚か入れておきましょう。

⑦冷えピタなどの熱さまシート
避難所などでは風邪など病気にかかっている人もいますし、冬だとインフルエンザも流行っているかもしれません。

そんな時すぐに病院を受診する事ができない場合に備えて2~3枚あるといいです。

また、夏でも夜は電気が止まって冷房などが効かないので、首を涼しくして熱をとってあげることもできますよ。

⑧抱っこヒモ
もしまだ抱っこができるようであれば、使い慣れた抱っこヒモを準備しておくと何かと便利です。

防災グッズの中で赤ちゃんや子供にあった方が便利な物は?

①おもちゃ
避難時におもちゃなんて…と思うかもしれませんが、避難所生活で赤ちゃんがぐずった時や寝かしつけの時にあるとかなり便利です。

おしゃぶりやお気に入りのタオルなどで代用することもできるので、1つか2つは必ず入れておくようにしましょう。

②ビスケット(キャラクターの絵が書かれていると喜ぶ)
大人用の非常食といったら「乾パン」を思い浮かべる方も多いですが、赤ちゃんには硬すぎるのでビスケットを用意しておくのがいいでしょう。

賞味期限が長くカロリーの高いおやつは赤ちゃんと大人両方の非常食としても重宝します。
普段はおやつをあげていないママも防災リュックにはビスケットなどのおやつは必ず詰めておきましょう。

まとめ

災害は突然やってきます。いざ災害が起こった時に準備を始めるのは遅く、最悪の場合命を落とすことだってありえます。

そんな時少しでも慌てないように赤ちゃんや子供さんがいる場合は、大人用と分けて今回紹介した防災グッズを準備しておきましょう。

各地で起きている災害を他人事だと思わずに、今日から避難グッズの準備を始めることをおすすめします。

スポンサーリンク