新生活に向けて新居を購入して引越しをする際、忘れてはいけないのがご近所の方への挨拶回りです。
でも、引越しをする機会があまりないと挨拶の時に持っていく品物は何を渡したらいいのかなど迷ってしまいますよね?
そこで今回は引っ越しの挨拶に持っていく品物の相場や物、のしについてまとめていきたいと思います。
引っ越しの挨拶に持っていく品物の相場
ご近所の方へ渡す品物の金額はおよそ500円~1000円ぐらいが一般的な相場です。
「えっ?そんなに安くていいの?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、高価な物はかえって相手に気を遣わせてしまいます。
また、数軒にご挨拶に伺うとなると結構な出費になるので、自分たちの予算に合わせて準備をして下さい。
もし大家さんや管理人さんがいる場合は、今までお世話になったことやこれから色々とお世話になることも考慮して、他の方より少しだけ金額の高いものがいいでしょう。
その際の金額の相場はおよそ1000円~2000円ぐらいが目安となります。
渡す日にちは引っ越す数日前がベストですが、それが難しい場合は引越し当日か遅くてもその翌日までに挨拶するようにしましょう。
引っ越しの挨拶に持っていく品物おすすめ5選
引っ越しの挨拶の時にどんな物を贈るのがベストかというと、それはズバリ「消耗品」です。
その理由は、贈る相手の好みが分からないため贈って嫌いなものだった場合に迷惑がられてしまうからです。
そのため、日常的に使える下記のような物を選ぶといいでしょう。
- 食器洗剤
- 薬用ハンドソープ
- タオル
- 洋菓子(焼菓子)
- ギフトカード
生活費需品の洗剤は、人によってはアトピーやアレルギーなどの問題が考えられますが、洗濯洗剤よりは好みが出ないと思います。
少し前なら石鹸を贈る人も多かったのですが、最近はハンドソープを使っている家庭が多いそうなのでこちらの方が喜ばれます。
王道中の王道のタオルは、普通のタオルよりもちょっと良い物を贈ることをおすすめします。
日用品はあまり贈りたくないという方は、形が残らずお菓子の中でも日持ちのするクッキーなどの焼き菓子を贈るといいでしょう。
変にいらない物を贈るよりは…という理由から、最近はギフトカードを贈るという声もちらほら聞こえてきます。
だいたい500円からあるので予算的にもお手頃ですし、引越しの挨拶を直接する時間がない時に挨拶状にギフトカードを添えて郵便受けに入れる方もいるそうです。
引っ越しの挨拶の品物にのしは必要か
引っ越しの挨拶に持っていく品物にはのしをつけましょう。
元々のしは、慶事で生もの以外の贈り物をするときにつけるものとされています。
引っ越しは慶事なのでのし紙をつけることは正しいことですし、何よりものし紙には名前が入るため自分の名前を理解して頂く良い機会になります。
ご挨拶に伺うとき「隣に引っ越してきた○○です」と挨拶をする際、一緒に名前の書かれているのし紙つきの品物をお渡しすれば名前が定着します。
折角ご挨拶に伺ったのですから名前を覚えてもらいましょう。
また、のし紙には「内のし」と「外のし」があり、品物の上にかけてその上から包装する場合を「内のし」、包装してからのし紙をかけるタイプを「外のし」と言います。
そのため、名前を覚えてもらうという目的がある引っ越しの挨拶の場合は、「外のし」をつけるといいでしょう。
のし紙は用途によって種類が違ってくるため、今回は必ず水引が紅白の蝶々結びのものを使用して下さい。
そして、筆ペンなどの毛筆かパソコンなどから印刷する場合は毛筆のような字体で、水引の上の部分に「御挨拶」水引の下の部分に「名字」を書きましょう。
まとめ
これまでお世話になったご近所の方やこれから長く付き合っていくご近所の方への挨拶は、印象を決めるとても大切なことです。
そのため心を込めてギフトを選び、名前を少しでも早く覚えてもらうために忘れずにのしをつけて下さいね?
引越し前後は何かと忙しくてバタバタしてしまいますが、楽しい新生活をスタートさせられるようにちゃんと引越しの挨拶に伺いましょう。