大山(鳥取)の紅葉の時期や見ごろ、おすすめスポットの紹介

鳥取県にある標高1729m、中国地方最高峰で別名「伯耆富士」と呼ばれる大山。

その大山の西日本随一の規模と言われているブナ樹林は、紅葉の季節になると山麓の森が赤やオレンジ、黄色に染まり日本でも屈指の美しさを誇ります。

今回はそんな大山の紅葉の時期や見ごろ、おすすめのスポットについてまとめていきたいと思います。

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大山の紅葉の時期や詳細

所在地:鳥取県西伯郡大山町大山

問い合わせ先:大山町観光案内所

電話番号:0859-52-2502

紅葉時期の目安:10月下旬~11月上旬

主な紅葉樹種:ブナ、ナラ、カエデ、ナナカマド、ミズナラ

駐車場:有り(4月~12月23日まで無料、それ以外の期間は有料)

料金:大山寺(参拝志納金)大人300円/小中学生200円

ハイキングコース:3コース ※最長コース約2時間

アクセス

  • 車:米子自動車道溝口ICから県道45号を経由し、県道158号を大山寺方面へ15分
  • 電車:JR山陰本線米子駅から日本交通バス大山寺行きで50分、終点下車徒歩10分(夏山登山口)

大山の紅葉の見ごろと見どころについて

日本屈指の赤と言われる大山の紅葉は、例年10月くらいから紅葉が始まって10月下旬~11月上旬に見ごろを迎えます。

大山の雄大な山麓が赤や黄色そしてオレンジに染まる姿は山全体が七色に染まると言われ、錦の紅葉絵巻と全国から多くの人がその自然のアートを味わいに来ます。

新緑の緑から徐々に変わっていくその景色は、それぞれの位置から色々な風景を作り出しそれは息を飲むほどだと有名です。

そして、紅葉の時期になると大山に初冠雪することが多く、大山の雪の白と紅葉のコントラストの美しさで2倍楽しむことができるのも魅力です。

10月下旬~11月初旬の七色の紅葉ほど派手さはないものの、11月中旬~下旬にかけては自然の変化と大山に訪れる冬の香りと、また一味違った紅葉が楽しめます。

その分気温がグッと冷え込むので、その時期に紅葉を見に行かれる方は一枚羽織るものを準備して下さい。

また、その年によって紅葉の具合は若干異なるため、気になる方は電話やインターネットで確かめてから出かけられることをおすすめします。

大山の紅葉のおすすめスポットの紹介

多くのガイドブックに紹介されている正面大山(伯耆町)と南壁(江府町)が有名ですが、大山には他にも紅葉の名所が沢山あります。

豪円山のろし台

「南の鍵掛峠、北の豪円山」と地元で称される絶景名所です。

冬にはゲレンデに変わるフィールドがこの時期は赤一色に染まり、紅葉のシュプールを描き出します。

麓に広がる高原美や街並みも確認できるその様はまるでスイスのハイジの里に来たかのようです。

そのため、ここ数年は南の鍵掛峠から豪円山まで足を延ばして両方楽しむ方が急増中で、写真を撮られる方にはかなりおすすめですよ!

石の大鳥居

木々に囲まれる小路を歩いてると立ちはだかる巨大な鳥居は、大山寺域にある三つの鳥居のうちの一つです。

その石柱の高さは7m、そして周囲約2mという大きなもので、ピークを越えた11月にふわふわの落ち葉ロードを散策するのがおすすです。

石畳の参道

大神山神社奥宮へと続く800mの参道は自然石の参道としては日本一の長さを誇ります。

その石畳をゆっくりと歩きながら色とりどりに染まった紅葉を楽しむことができ、大山の歴史を感じながらの散策は芸術の秋にピッタリです。

大神山神社奥宮

大神山神社奥宮は壮大な権現造りで、紅葉と荘厳な建物のコントラストがとても綺麗です。

逆さを囲むように縁どる紅葉と、最後の階段の上から眺める古の秋の風景にうっとりさせられます。

金門

霊峰とも崇められる大山の神聖なる雰囲気を感じられるポイントでもある金門は、かつては神と人間の結界として設けられた場所です。

そんな金門を囲むように広がる大山の森が秋色に染まる様は何とも神秘的で、神聖な場所であると肌で感じられるはずです。

博労座

駐車場から見る大山は何とも雄大で、車窓からドライブスルー感覚で見学できるのも嬉しい限りです。

特に、一番下の大きな駐車場が「博労座」と呼ばれており、そこから見上げる大山の紅葉は圧巻の美しさと言えます。

大山観光の玄関口だけに、この場所を訪れる観光や登山客を「ようこそ」と迎えてくれているようですよ!

大野池

大山の麓にある大山レークホテルの奥、湖畔のリゾートとして広がる大野池は絶景を望める場所です。

紅葉の時期になると周辺の森が秋色に染まり、風のない日には水面が水鏡となってシンメトリーな風景を描き出してくれます。

冠雪の大山とのコントラストも絶妙なので、写真を撮られる方にとってもおすすめです。

まとめ

大山(鳥取)に行けば間違いなく西日本一、いや、日本一と言っても過言ではない美しい紅葉を満喫できます。

また、毎年10月下旬から11月初旬の期間は「大山秋色週間」として、絵とうろうの献灯や大山寺山門ライトアップなどの各種イベントも実施されていますよ。

紅葉と冠雪のコントラストを楽しめるのも大山ならではなので、今年は是非絶景を収めにカメラ片手に大山へ行ってみてはいかがでしょうか。

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