運動会のお弁当を前日に作る注意点、仕込みや作るもののまとめ

運動会当日のお母さんは、お弁当の準備をしつつ家族のお世話に場所取り、荷物運びや役員など大忙しだと思います。

そのため少しでもできることは前日に終わらせておきたいですよね?

そこで今回は運動会の一番のお楽しみでもあるお弁当の、前日に作る注意点や前日に仕込みと作っておけるおかずについてまとめていきたいと思います。

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運動会のお弁当を前日に作る際の注意点

まずは、お弁当を前日に作る際の注意点についてご紹介します。

運動会の季節は真夏の暑さに比べて涼しくなってくるとはいえ、まだまだ食中毒には気を付けなければいけません。

食中毒を起こす細菌が最も増殖する温度は37℃前後、 増殖が可能な温度は10℃~60℃です。

そのため、この温度帯に食品を長時間置いておくことはとても危険で、5~6時間もあれば食中毒を起こす位の細菌の数に達してしまいます。

なので、前日に作ったおかずは粗熱が取れたら必ず冷蔵庫で保存して下さい。

そして当日の朝再加熱で殺菌をして、完全に冷ましてから蓋をしましょう。

ここで冷まさずに蓋をしてしまうと、温度が食中毒を引き起こす温度になってしまうので注意をして下さいね。

また、お弁当を食べるまではクーラーボックスに入れて、なるべく10℃以下を保つのが理想です。

保冷剤だけでなく、保冷剤代わりに凍らせたペットボトルのお茶や凍らせたカップゼリーを入れておくと、運動会で頑張った子供たちに喜ばれますよ!

運動会のお弁当の中で前日に仕込みができるもの

運動会のお弁当の中で前日に仕込んで当日に仕上げた方がいいものは下記のおかずになります。

揚げ物(エビフライ、から揚げ、とんかつ)

運動会のお弁当で子供たちに大人気のエビフライやから揚げは、「傷みにくいおかず」なので、運動会のおかずにもおすすめです。

前日にフライ系は衣を付けるところまで、から揚げは下味をつけるところまで準備して、当日は揚げるだけにしておきましょう。

もし、前日に揚げてしまいたい方は、当日念の為に電子レンジでチンしておくと安心です。

肉巻き(野菜巻き)

肉巻きを作る時は中に入れる野菜をカット&下茹で(電子レンジでチンでも可)して、お肉で巻いてそのまま焼いてしまう段階まで済ませておくといいです。

当日もう1度フライパンで中まで火を通し、味付けはその際に行って下さい。

生肉に野菜を巻いた状態で冷蔵庫に保管しておくのは、お肉の血が野菜に移ってしまうのでやめましょう。

こちらも前日に作り置きをしておきたい方は、少し濃い目の味付けにして当日もう1度レンジでチンをすると味が染みて美味しいですよ!

ハンバーグ&ミートボール

子供が大好きなハンバーグやミートボールは、前日はタネを作って当日焼けるように形まで作っておきましょう。

焼く際はしっかりと中身まで火が通るように、いつもより少し長めに焼くのがポイントです。

ハンバーグは普段より少し薄めに成型した方が中まで火が通りやすいですよ!

もし、当日に全てを終わらせたい方は、煮込みハンバーグにするといいでしょう。

ウィンナー・ソーセージ

ウィンナーは前日に切り込みだけ入れておき、当日サッと炒めて下さい。

ポテトサラダ&マカロニサラダ

ポテトサラダはの場合は、ジャガイモを茹でて潰す他、具材をカットする段階まで済ませておき、当日にマヨネーズ&全部の具材を混ぜるようにして下さい。

この時ジャガイモに少しだけお酢を混ぜると防腐剤代わりになります。

マカロニサラダの場合も、茹でるまでは前日に終わらせて当日混ぜるようにしましょう。

ただし、マカロニがくっつきやすくなるため、マカロニを茹でた後にバターかサラダ油を少しだけたらしておくとくっつきにくくなります。

サラダ系を運動会に持って行く時は容器を他のおかずと別にして、保冷剤で冷やしながら持っていくと食中毒の心配もないですよ!

サンドウィッチ

運動会のお弁当として意外に人気なサンドウィッチは、前日に野菜のカットや中の具材を作る段階まで終わらせておきます。

この時できれば生野菜は傷みやすいので、温野菜や傷みにくい具材(とんかつやから揚げなども人気)を選ぶようにして下さい。

そして、おかずとは別の容器に入れて保冷剤付きで持っていきましょう。

運動会のお弁当の中で前日に作っておけるもの

次に前日に全ての工程を終わらせておけるおかずについてご紹介します。

温野菜(ブロッコリー、人参、スナップエンドウ、枝豆)

彩り用のブロッコリーや飾りニンジン、スナップエンドウ、枝豆は前日にカットして茹でておきましょう。

そうすると当日はお弁当に詰めるだけなので簡単です。

きんぴらごぼう

きんぴらは痛みにくいおかず代表のため、前日に全て作ってしまっても大丈夫です。

味付けを少し濃い目にして冷蔵庫で保管しておきましょう。

煮物&筑前煮

味が染み込んだ方が美味しいからと前日に作る方も多いと思いますが、実は煮物は「夏場にねまりやすいおかず」なので具材に注意が必要です。

ジャガイモやカボチャなどの芋系野菜は入れず、味付けを濃い目にして水分をしっかりと飛ばすのがポイントになります。

そして、当日もう1度お鍋で温めなおして水分を飛ばすのがおすすめですよ!

卵焼き

運動会の定番おかずである卵焼きは案外傷みやすいので、できれば当日作るのがおすすめです。

ただ、どうしても前日に作りたいという方は、塩を少し多めに入れておくと多少痛みにくくなりますよ。

ちなみに、同じ卵でも、彩り用のゆで卵なら前日に茹でてしまっても大丈夫です。

まとめ

運動会当日は何かと忙しいので、前日に作る際の注意点を抑えて仕込みや作り置きをしておくと楽になりますよ。

今回記載しなかったおにぎりは傷みやすいものナンバーワンのため、やむを得ない理由がない場合は当日作るようにしましょう。

お弁当は子供さんがとっても楽しみにしていると思うので、ぜひ時間を上手く使って美味しいお弁当で喜ばせてあげて下さいね?

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