栄養ドリンクの飲みすぎで起こる症状、肝臓や糖尿病にも注意!

疲れた時やもう一踏ん張り頑張りたい時のお供と言えば栄養ドリンクではないでしょうか。

特に慢性的に疲れていると「1本…もう1本…」と一日に大量に飲みたくなりますよね。

でも栄養ドリンクは大量に飲むととっても危険な飲み物だって皆さん知っていましたか!?

そこで今回は栄養ドリンクの飲みすぎで起きる症状、肝臓や腎臓・糖尿病へのリスクについて説明したいと思います。

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栄養ドリンクを飲みすぎると起こりうる症状

栄養ドリンクは疲れた体を元気にしてくれる優れた栄養成分と薬効成分が入っています。

でも、その中には強い作用を持ったものもあって副作用が強い栄養ドリンクも…

そこで栄養ドリンクの一般的に起こりやすい副作用をご紹介するので参考にしてみて下さい。

吐き気

栄養ドリンクを飲むと「吐き気」がするということをよく耳にしますが、これは栄養ドリンクに含まれている「カフェイン」などの刺激物によるものです。

カフェインは胃を刺激して胃酸を分泌させるため、胃腸の調子が悪かったり胃腸が弱い人は特に吐き気を催します。

必要以上の胃酸は吐き気を誘発するので、空腹時に栄養ドリンクを飲む場合は特に注意が必要です。

下痢

栄養ドリンクの副作用で最も多いのは「下痢」です。

覚せい作用のあるカフェインや肝機能を上げるタウリンなどが多く含まれているため、それらの刺激によって胃や消化器官に悪い影響が与えられてしまいます。

その結果、お腹を下しやすい人は消化機能が低下して下痢になってしまうのです。

そのため、よく下痢をするなぁ…と思われている方は、飲み方や飲む量を工夫するかいっその事飲まないのが無難です。

イライラ

栄養ドリンクの過剰摂取をしている人が急に飲むのをやめると、イライラして落ち着かないということがあります。

これは「カフェイン」と「糖分」によるもので、特に『世界で最も愛されているドラッグ』とも言われるカフェインの常習性が強く関係しています。

毎日毎日飲んでいたカフェインが急になくなると、禁断症状のようなイライラが出てしまうのです。

また、血糖値の急激な上昇や低下も精神を不安定にさせてイライラさせます。

栄養ドリンクを飲みすぎると肝臓や腎臓に負担がかかる!

栄養ドリンクに含まれる栄養素の大半は、過剰摂取をしても尿から排出されるものばかりなのでそんなに気にする必要はありません。

ただし、肝臓や腎臓に掛かる負担の話になると別です。

まず、肝臓は栄養を分解する役割があり、ドリンクに含まれる大量の栄養を全て分解するのはかなり大変なことです。

人間がフル稼働で働いたら疲れるように、肝臓も一気にフル稼働で働いたら疲れてしまいます。

また、尿を作って膀胱に送る役割がある腎臓も、大量の栄養素を尿で排出しようとフル稼働で働くため疲れ果ててしまうのです。

そのため毎日毎日酷使し続けると、場合によっては肝臓や腎臓の数値が上がり病気を発症する可能性も!

「元気になるために飲んだのに病気になってしまった…」なんてことにならいためにも、大量摂取は危険なので絶対にしないで下さいね?

栄養ドリンクを飲みすぎると糖尿病になる恐れが…

疲労回復や健康維持、滋養強壮のための効果が期待される成分が含まれたドリンクが栄養ドリンクです。

でも、栄養ドリンクには飲みやすくするために、缶コーヒーやジュースなどと同じように糖分もかなり含まれています。

そのため、飲み過ぎることによって糖尿病や心血管疾患のリスクが上がってしまうと懸念されていることも事実です。

糖分の多い飲み物を日常的に飲むことは糖尿病の要因となると言われています。

確かに栄養ドリンクには優れた栄養素が含まれていて即効性もありますが、それと一緒に糖分を摂りすぎて糖尿病になっては元も子もありません。

なので、最大限効果を発揮してもらうためにも、体調を崩した時やどうしても無理をしなければいけない時だけ飲むように心がけて下さい。

まとめ

ドラッグストアなどで手軽な値段で購入することができて即効性も期待できるとあって、栄養ドリンクを気軽に利用している人も多いかと思います。

でも、栄養ドリンクにはお腹を壊したりイライラさせたりする副作用があることを忘れないで下さい。

また、あまりにも大量に摂取をすると病気になったり最悪の場合は死に至ることもあるので、くれぐれも用量を守って飲むようにしましょう!