偏頭痛の原因と症状、起きたらすぐ実践の対処法4選!

私は子供の頃から偏頭痛持ちだったのですが、つい数日前に久しぶりに大大的な偏頭痛に見舞われました。

急にズキズキ痛み始め何をしてても痛い挙句に吐き気と嘔吐まで…痛みに耐えながら「一体どうして偏頭痛が起きるのか」と長年の疑問が再燃!

そんな疑問を解決すべく偏頭痛の原因と症状、起きた場合の対処法について調べてみたので皆様にもお伝えしたいと思います。

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ズキズキ痛む偏頭痛の原因とは

まず、頭痛なんてどれも一緒だと思われがちですが、一般的な頭痛と片頭痛では痛みの現れ方が全然違います。

偏頭痛の大半は頭の片側だけが何をしてても痛み、心臓の鼓動に合わせてドクンドクンと痛みを感じるため、仕事や家事に支障をきたすほど強い痛みがあります。

人によっては月に1回~数回の頻度で起こり、一度痛み始めると数時間~数日続くなんてことも…

そんな片頭痛の主な原因は『頭部の血管の拡張』です!

気圧などの外的刺激やストレス・生活習慣による脳の血管拡張によって、偏頭痛が起きると考えられています。

残念ながらまだ全てが明らかになっているわけではありませんが、血管拡張の仕組みについては以下の3つの説が有力です。

  1. 三叉神経を刺激することによる神経ペプチドの分泌
  2. 脳神経の中で最も太い神経系「三叉神経」は、ストレスなどの刺激を受けると圧迫されて「神経ペプチド」と呼ばれる痛み物質を放出します。

    これが血管の拡張と炎症を引き起こし、刺激による興奮が脳に伝えられて頭痛だけでなく吐き気や嘔吐にも繋がるんだそうです。

  3. セロトニンの過剰分泌
  4. 過度のストレスや何らかの刺激によって血小板から大量のセロトニンが分泌され、一時的に脳の血管が収縮して前兆が起こると考えられます。

    セロトニンは心のバランスを整える作用がある神経伝達物質で、脳内のセロトニンが増えると精神的なバランスが整ってストレスの解消に役立つとされているはずなんですけど…

    大量に分泌されたセロトニンが分解・排出されていくと、収縮していた血管が急激に拡張するため脈に合わせてズキンズキンと頭痛が起きるんだとか。

  5. 血糖値の変動
  6. 生きるためには必要不可欠な血液中のブドウ糖の濃度が下がると、血糖値を上昇させる働きのあるアドレナリンというホルモンが分泌されます。

    しかし、アドレナリンは同時に心拍数の上昇や脳の覚醒といった作用を持っているため、その作用によって脳の血管が過度に収縮・拡張して偏頭痛の原因になると考えられているんです。

    また、低血糖時の脳への血流量の低下を補うために血管が拡張しやすくなるとも言われています。

普通の頭痛とは違う偏頭痛の症状

偏頭痛の症状は個人差が大きいですが、私の経験上主に次のような症状が現れることが多いです。

  • 頭の片側だけ痛む(頭全体が痛むことも)
  • 頭の中がズキンズキンと脈を打つようにうずく
  • 体を動かすたびに頭痛がする
  • こめかみの辺りや後頭部などの一部分が痛む
  • 吐き気や嘔吐を伴う
  • めまいを伴う
  • 週1回や月1回といった定期的な頻度で起こる
  • 20代から40代の女性に起こりやすい(男性の約4倍も!)

頭痛がする場所は人それぞれなので判断がつきにくい点もありますが、頻度や吐き気などを伴う点は比較的共通している症状だと思います。

頭痛のうちの9割は偏頭痛や緊張型頭痛など「はっきりとした病気がないのに起こる頭痛」です。

でも、経験したことのない強い頭痛や激しい嘔吐・手足の痙攣などを感じる場合は、もしかしたら重大な病気が隠れているかもしれません。

そのため、たまに頭痛がする程度ならいいですが、心配な人は一度医師の診察を受けてみることをおすすめします!

偏頭痛が起きたらすぐ実践してほしい対処法4選!

偏頭痛が起きてしまった場合は、とにかく頭の痛みを抑えることが重要です!

と言うのも、痛みが激しくなればなるほど吐き気がしてきて、最悪の場合嘔吐することさえあるからです。

とにかく寝る!

私が偏頭痛が起きた時にする一番の対処法が、とにかく寝てしまうことです!

寝ることで脳も体もリラックスするため、痛みを緩和する効果があります。

また、一番のメリットとして痛みを長時間やり過ごすことができることです。

私の経験上、起きた時には痛みのピークが過ぎていることが多いので寝てしまった方が本当に楽にやり過ごせます。

偏頭痛が起きると何もできないくらい痛いので、痛くなったらすぐに寝てしまいましょう!

痛いところを冷やす

頭を冷やすと頭の中の血管が収縮するので、痛いところを冷やすのも即効性のある対処法です。

また、冷やすことは拡張した血管の周囲で起きている炎症を鎮める働きもあるので、痛みの緩和と鎮痛の両方に効果がありますよ!

コーヒーやお茶を飲む

コーヒーやお茶にはカフェインが入っていますが、カフェインは脳の神経を刺激して血管を引き締める効果があります。

そのため、過度に拡張した血管を収縮させることで痛みを緩和してくれるんですよ!

また、低血糖からくる偏頭痛の場合、糖分を取って血糖値を上げることでもいくらか痛みを緩和する効果もあります。

アロマオイルやハーブティーを飲む

偏頭痛に効果があるハーブの代表的なものがペパーミントになります。

ペパーミントには脳の神経を鎮静する効果があるため、セロトニンの分泌を正常にしたり、過度に拡張した血管を引き締める効果があります。

そのため、ペパーミントのアロマオイルを嗅いだり、ペパーミントのハーブティーなどを飲むと偏頭痛の痛みを緩和してくれます。

ハーブティーにして飲む場合は、ホットではなくアイスで飲んで冷やすことで、血管を収縮させる効果が得られて一石二鳥ですよ!

まとめ

偏頭痛は頭部の血管が急に拡張することで起こりますが、欠陥が拡張する原因は本当に人それぞれです。

私は突然偏頭痛が襲ってくるタイプのため、痛みが起きたらとにかくすぐに寝るようにしています。

偏頭痛の痛みは我慢できる痛みではないので、今回ご紹介した方法から私みたいに自分に合うものを選んで、少しでも緩和できるようにして下さいね?

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