目にまつげが入ってしまったら、ごしごし擦らずまずはいつもより強めにまばたきをして取りましょう。
そして、まつげがなるべく入らないようにするためにまつげが抜けにくくなる行動をとったり、まつげが生えたまま目に入る『逆さまつげ』の場合はすぐに眼科に行ったりすることも大切なんです。
そこで今回はまつげが入った時の取り方とまつげが抜けにくくなる対処法、それに『逆さまつげ』だった場合にどうすればいいかをお伝えしたいと思います。
目次
目にまつげが入った時は眼を傷めないように取り除くことが大切!
目にまつげが入ると、チクチクして痛かったりゴロゴロして辛いですよね?
でも、無理矢理取ろうとして眼球を傷つけてしまってはいけないので、そんな時は段階に応じて下記の方法を試してみましょう!
まばたきをしたり、目薬をさす
まず一番最初にしてほしいのは、『とにかくまばたきを強めにする』ということです。
何度か強めにまばたきを繰り返すと、眼の動きによって入ったまつげが自然と目尻や目頭に集まってきます。
ただし、目が乾燥しているとまつげが角膜に張り付いてなかなか取れない時もあるため、その際はいつもより多めに目薬をさしてまばたきをしましょう。
大抵の場合はこの方法で目薬と一緒にまつげが流れ出てくれますよ!
ガーゼの隅や綿棒を使って取る
目薬をさしてまばたきをしても取れない場合、ガーゼなどの優しい生地の隅や綿棒を使って取りましょう。
この時、ギュっと強く擦ってしまうと眼に傷がついてしまうので、力は入れずにとにかく優しく拭き取って下さいね?
事前に鏡でまつげの位置を確認しておくと、スムーズに取ることができておすすめです。
洗眼剤や水を利用して目の洗浄をする
市販の洗眼剤や水道水を利用して目の洗浄を繰り返し行う取り方も効果的です。
私もまばたきをしても取れない時には、水を溜めて目を浸しながらまばたきを繰り返して取り除きますよ!
ただ、水道水には塩素が含まれていたり雑菌が含まれている可能性もあるため、頻繁にするのではなくあくまでも応急処置として行いましょう。
逆さまつげの場合はすぐに眼科を受診して
後で詳しく書きますが、よくまつげが目に入る原因として『逆さまつげ』の可能性もあります。
その場合は、自分でピンセットで抜く方もいらっしゃいますが、私はすぐに眼科を受診することをおすすめします。
症状によっては日帰りで済む手術で治る場合もありますし、もしかしたら別の病気の可能性もありますから。
「ずっとチクチクしてるなぁ」と思ったら、自分で判断しないですぐに眼科に行きましょう。
目になるべくまつげが入らないように抜けるのを防ごう
目に抜けたまつげが入らないようにするためには、少しでもまつげが抜けないようにしなければいけません。
でも、’’毛’’と名のつくものには『毛周期』があって、「生える→成長→抜ける→また生える」を繰り返しています。
そのため、どう頑張っても完全に抜けるのを防ぐことはできないんです…
ただ、自然にまつげが抜けるのは仕方がないにしても、
- 摩擦
- マスカラ・ビューラーの使い過ぎ
- まつ毛エクステ・つけまつ毛によるダメージ
- 生活習慣の乱れ
といった原因を対処して抜けにくくすることはできますよね?
なので、それぞれどのように対処するのかをご紹介していきたいと思います。
- ごしごし擦らない!メイク落としはリムーバーを使う!
- マスカラやビューラーを使う頻度や使い方を見直してみる
- まつげエクステやつけまつげをやめるか、頻度を減らす
- 生活習慣を見直す
目にまつげが入った時やメイク落としの時にごしごし擦ると、まつげが抜けてしまう原因になってしまいます。
そのため、どんな時でもとにかく目はごしごし擦らず、メイク落としも専用のリムーバーで撫でて落とすようにしましょう!
また、寝ている体勢がうつ伏せだと、枕などとの摩擦でまつげが抜けやすくなります。
寝ているうちに体勢が変わるのは仕方がないですが、極力仰向けで寝るように意識をして下さい。
これは女性にとっては難しいことなんですが、マスカラやビューラーを使う頻度が減るだけでグッとまつげの抜けも少なくなります。
これを言うと怒られそうですが、アイブロウとリップをしっかりすればばっちり化粧してるみたいに見えるんですよ?
でも、そういう訳にはいかないと思うので、以下の点に注意して極力負担を減らすようにしましょう!
マスカラ … お湯でおとしやすいものを使って、正しいクレンジング方法で落とす
ビューラー … 1日1回力を入れすぎず使い、付属のゴムを定期的に交換する
まつ毛エクステやつけまつげはかなり負担がかかるので、できれば今すぐにでもやめてほしいです。
でも、オシャレを気にする人の中には、どうしてもやめられない人もいらっしゃいますよね?
そのため、まつげエクステやつけまつげを使うなら、「今日は使わない日!」と決めて使用頻度を減らしましょう!
休み休み使えば負担が少しは軽減できて、まつげが抜ける量も減らせるはずです。
「え?生活習慣なんてまつげに関係あるの?」と思われた方、実は『睡眠・食事・ストレス』といった生活習慣によっても抜けるんですよ!
寝ている間に分泌される成長ホルモンが健康なまつげのために必要不可欠になので、0時までには寝て質の高い睡眠をとるように心掛けて下さい。
また、まつげは食事から摂取した栄養素によって作り出されるため、タンパク質、タンパク質やミネラル・ビタミン類などバランスの良い食事が大切です。
そして、ストレスはまつげだけでなく体にも悪いので、発散できるものを見つけて定期的にストレス発散をするようにして下さい。
その他に、まつげの美容液や育毛剤を使う方法もあり、最近は色んなメーカーから出ています。
劇的な変化があるのかと言われると「うーん…」ですが、まつげを守るために私も時々使っています。
美容液を塗るとやっぱり抜けにくい気がするので、気になった方は是非一度試してみて下さいね♪
目にまつげが入るのは『逆さまつげ』が原因かも!
抜けたまつげが目に入る以外で多いのが、『逆さまつげ』が目に入って痛いということ。
逆さまつげの原因は下記の2種類で、治療や程度によっては手術をしないといけないこともあります。
逆さまつげの原因
- 睫毛乱生(しょうもうらんせい)
- 眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
まつげの生え方が不ぞろいなため、まつげが眼球に向いて角膜を傷つけてしまう症状
まぶたの縁が内側にまくれてしまうことによってまつげが眼球を傷つける症状で、乳幼児に見られるものと加齢によって起きるものに大別できる
逆さまつげの検査と治療
まぶたの形やまつげが角膜に接触しているか、角膜に傷がついているかといった検査の他にも、まばたきの強度を変えたり眼球の運動を見たりしながらまつげの様子を見る場合もあります。
生え方が不ぞろいで症状が軽い場合は、目薬で角膜の炎症を抑えたりビューラーで角膜にふれないようにしたりするなどの方法が取られます。
ただし、それでも改善しない時は、まつげの毛根を焼いて生えにくくしたり、下記のどちらかの方法で手術をして治します。
- 埋没法 … まぶたに二重の筋を作って縫い合わせ(二重まぶたにする)、角膜にまつげが付かないようにする方法
- 切開法 … まぶたの皮膚を切って内向きになっているまつげを正常の位置にする方法
それぞれ特徴があるので、もし手術するのであれば比較して自分に合った方法を先生に相談しながら検討して下さい。
また、どのクリニックで手術するかも重要なため、周りの人に評判を聞いたりインターネットで口コミを見て選ぶことをおすすめします。
まとめ
目にまつげが入ってしまったら絶対に擦らず、まずは目薬をさしてまばたきを強めにしたり、綺麗な容器に溜めた水の中でまばたきをして取りましょう。
そしてなるべくまつげが目に入らないためにも、もし思い当たる節があればまつげが抜けにくくなるように行動して下さい。
それでもチクチクする場合は『逆さまつげ』の可能性が高いため、傷がついて大変なことになる前にすぐに眼科を受診して適切な処置をしてもらうことをおすすめします!