生理周期の正常範囲と日数別の原因、乱れの大敵はストレス!

女性にとってものすごーくデリケートな生理周期の話は、なかなか人に聞けないので自分が正常かどうかの判断がしにくいですよね?

実際、私もアラサーになってやっと日数が正常範囲内になったため、周期が長いことや45日以上間隔があくことがあるとちょっと心配になったりしてましたf^_^;

そこで、そんなデリケートなお悩みを一人で抱えないためにも、生理周期の正常範囲や日数や経血量別に考えられる原因、ストレスの影響についてお伝えしたいと思います。

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生理周期の正常範囲は25~38日が目安

学生の頃に保健の授業で習った記憶は薄っすらあったのですがww生理周期の正常範囲は医学的には25~38日とされています!

そして、その変動がぷらすま±6日以内だとされているので、今回は25日で次は35日でその次は26日で…などと変動が大きい場合は正常の範囲には含まないと考えられます。

また、1回の生理周期内で出血がある期間は3~7日が正常だとされています。

ただ、生理周期の正常範囲が25~28日とは言え、そこから外れたらすぐに「はい異常!」となはならないのでご安心を^_^

正常範囲外の45日と長くても、毎回45日で定期的に来て排卵もしっかりとあるのなら大丈夫!

また、40日周期で安定していたものが、環境の変化などで1回だけ45日前後に伸びるのもあまり心配はいらないです。

その一方で、生理周期は28日でとても安定しているという人でも、排卵がなければ治療の対象になります。

そのため、周期には個人差があることや排卵との関係があることも一緒に覚えておきましょう。

ちなみに、意外と勘違いしている人が多いのでお伝えしておきますが、生理周期は生理が始まった日から次の生理が始まる前日までを数えるますよ♪

生理周期の日数や経血量別の考えられる原因とは?

前章で「生理周期の正常範囲外でも問題ない場合もありますよ~」とお伝えしましたが、日数が極端に短かったり長かったりする場合にはやっぱり何らかの原因があることも。

また、経血量も多すぎても少なすぎても何らかの原因が考えられるので、日数や経血量別になぜそうなってしまうのか考えられる原因を一緒にみていきましょう。

39日以上と生理周期が長い

39日以上あいだがあく長い周期を稀発(きはつ)月経と言い、その主な原因は卵巣の働きが不十分でホルモンが順調に分泌されずバランスが崩れていることと考えられます。

稀発月経でも排卵があれば妊娠・出産は可能ですが、この場合は無排卵周期になっている場合も多くみられます。

もし数ヵ月様子をみても周期が長い状態が続くようであれば、婦人科を受診してホルモンバランスの状態を調べたり、基礎体温を測って排卵の有無を調べたりしましょう。

24日以下と生理周期が短い

24日以下とあいだが短いサイクルになることを頻発(ひんぱつ)月経と言い、卵巣の働きが落ちているかストレスによるホルモン分泌の乱れが原因と考えられます。

また、黄体ホルモンの分泌が不十分で、排卵日から生理が始まるまでの期間が短くなる場合(黄体機能不全)もあります。

黄体ホルモンが不足すると子宮内膜が十分に成熟しないため、妊娠しにくかったり妊娠しても流産がおこりやすくなったりすることも…

そのため、妊娠・出産を望んでいる人は早めに婦人科を受診してホルモン分泌の状態を調べて下さい。

生理期間が8日以上続いたり経血量が多い

生理の期間が8日以上続く状態を過長(かちょう)月経と言い、こちらもホルモンバランスの乱れや子宮の病気が考えられます。

ホルモンバランスの乱れが原因の場合、「視床下部・脳下垂体・卵巣など女性ホルモンの分泌に関係する器官のトラブル」があって無排卵周期になっているか、黄体ホルモンの分泌が不十分なために黄体機能不全になっている可能性が。

また、「出血量が増える・経血にレバー状のかたまりがある・生理痛がひどい」と言った過多(かた)月経の時は、子宮筋腫や子宮腺筋症・子宮内膜炎・子宮がん・ポリープなどの病気が原因になっていることもあるためすぐに婦人科を受診しましょう!

生理期間が2日以内に終わったり経血量が極端に少ない

生理の期間が2日以内で終わってしまう過短(かたん)月経、ナプキンの表面に経血がわずかにつく程度で終わってしまう場合を過少(かしょう)月経と言います。

この2つは女性ホルモンの分泌量が少ないため、子宮内膜の厚みが薄かったり子宮自体の発育不全の他、甲状腺機能異常が原因と考えられます。

生理は来るのに排卵がない無排卵月経になっていることも多く、「生理が軽くて楽だわ~」なんて長いあいだ放置すると不妊の原因にも…

場合によってはホルモン剤などでの治療が必要なこともあるので、極端に日数や経血量が少ないと感じているのならすぐに婦人科を受診して下さいね?

生理周期の乱れの大敵はやっぱりストレス!

生理周期が乱れる原因で真っ先に言われるのは「ホルモンバランスの乱れ」ですが、その原因を作ってしまうのはやっぱりストレス!

生活習慣ももちろん大事ですが、精神的に強いストレスを一時的にでも感じただけで生理周期が変わってしまうこともあります。

だから『生理はストレスのバロメーター!』と言われ、精神的なストレスがホルモン分泌に影響を与えて生理周期を乱すことが多く、現代社会では根本的な原因はストレスと言ってもいいほど。

ちなみに私も過度なストレスがかかるとすぐに生理周期が乱れますf^_^;

そのため、ストレスをゼロにすることはかなり難しいのは重々承知の上なんですが、生理周期をなるべく正常に戻したいのであれば可能な限りストレスは取り除いてあげましょう!

ストレスは生理周期だけじゃなく本当に体に悪いですからね、溜めて体や精神を壊してしまう前にちょっとずつでも自分のために発散してあげて下さい。

もちろん、ストレス発散と同時に規則正しい生活を送るように心掛けることも大切ですよ^_^

まとめ

生理周期の正常範囲は25~38日ですが、定期的に来ていて排卵もあるようならそれ以上長くてもあまり気にしなくて大丈夫です。

でも、もしかしたら今回ご紹介したような原因も考えれるため、「そうかな?」と思ったらすぐに婦人科を受診して下さいね?

また、『生理はストレスのバロメーター!』と言われるくらいストレスも大敵なので、溜め込まず少しでもストレス発散をして生理周期を正常に保ちましょう!

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