夏は少し外に出ただけですぐに日焼けをしてしまいます。
特にプールや遊園地に行った後、うっかり日焼けをしてしまって肌が赤くなったことはありませんか?
今回はそんなうっかり日焼けをしてしまった時の肌の赤みやヒリヒリする理由やその期間、治す方法についてまとめていきたいと思います。
日焼け後の肌の赤みとヒリヒリする理由
日焼けをすると肌が赤くなったりヒリヒリしている理由は、単なる日焼けというより肌の炎症で紫外線によって軽い火傷を負っている状態だからです。
つまり、肌が傷ついて怪我をしている状態になっているので、軽度な怪我をしているという意識を持っておくといいかもしれません。
また、この赤くなる症状も実はなりやすい人となりにくい人がいて、基本的には色白の人の方が赤くなりやすいようです。
特に肌が透き通るような白い肌の人はすぐに赤くなってしまうので注意が必要です。
逆に赤くなりづらいという、メラニン生成が活発で見るからに肌トラブルが少なそうな人は赤くなりにくみたいです。
たまにいますよね?赤くならずそのまま黒くなってしまう人。そういう人は日焼けに強いということになります。
日焼け後の肌の赤みはどのくらい続くのか
まず、赤みがどのくらい続くのかという前に日焼けには大きく分けて3段階あることを知っておきましょう。
- 軽度:赤みはあるが痛みはない
- 中度:赤みとヒリヒリ感がある
- 火傷:強い赤み・痛みがある
どの段階でも日焼けをした後は赤み出ることが多く、この赤みが時期のことをサンバーンと言います。
そして、このサンバーンの経過を見ることでわかり、個人差はありますが下記の順番で引いていきます。
- 日焼けをする
- 数時間後に赤みが出てくる
- 8~24時間後に赤みのピークを迎える
- 2~3日後に赤みが引く
ただし、赤みプラス痛みが出ている場合は強い日焼けでダメージを受けているので赤みが引くのに時間がかかります。
日焼け後の肌の赤みを治す方法を紹介
赤みを早く治すためにはポイントがいくつかあるので、まずはそれらをおさえましょう。
冷やす
帰宅後はまずは水シャワーで20分程度浴びて冷やして火照っている肌を落ち着かせます。
もしシャワーを浴びられない場合は、濡れタオルやアイスノン・氷枕などでもOKです。
顔の場合は、クレンジングをして日焼け止め・メイクなどをきちんと落してから行いましょう。
ただし、冷やしすぎると血行不良となってターンオーバーが乱れるため、冷やすのは火照りが治まる程度にして下さい。
保湿ケアの徹底と乾燥予防
保湿のスキンケアやシートマスクなどで肌を10~15分程度潤します。
化粧水パックをする際は、乳液などを一緒に含ませると肌が柔軟になりやすいです。
この時、肌が敏感になっているため低刺激な化粧品を優しく馴染ませていきましょう。
ただし、美白化粧品は肌に刺激があるものが多いので、日焼けしてすぐには使用しない方がいいです。
UV予防対策
更に日焼けすると治りにくく悪化の原因になってしまいます。
日焼け止めや薄手の長袖などを着て日焼け対策をしましょう。
ビタミンの摂取
お肌にとても大切な美容栄養素を食事やサプリメントから積極的に摂取します。
- ビタミンA … 肌の免疫機能を高める(人参・かぼちゃ・ほうれん草)
- ビタミンC … 抗酸化作用と美白効果(じゃがいも・ブロッコリー・レモン)
- ビタミンE … 血行促進効果(大豆類・ナッツ類)
ちなみにビタミンCは一気に摂取せずこまめに摂ると吸収されやすいですよ!
睡眠を取る
睡眠を取ることにより肌のターンオーバーを促進する効果があります。
一般的に22時から翌日の2時がゴールデンタイムと呼ばれており、この時間には睡眠しているようにしましょう。
夜更かしや睡眠が少ないとターンオーバーが遅れ、赤みが引くのが遅くなってしまう原因になります。
ターンオーバーは28日周期で皮膚が生まれ変わりますが、加齢や不規則な生活で周期が乱れてしまうので注意をして下さい。
ターンオーバーの周期が乱れていると、赤みを取ることだけではなくシミやくすみにも悪影響を与えるので気を付けましょう。
まとめ
たかが日焼けと放っておくとなかなか赤みや痛みが取れず皮がめくれてしまったりします。
かゆみや水ぶくれが出来てなかなか赤みや痛みが引かない場合は、自己判断せず病院もしくは薬局へ相談することも大切です。
ターンオーバーによって少しずつ治ってはいきますが、今回ご紹介したポイントを押さえてなるべく早く赤みが引くように心がけましょう。