いつも行く美容室で何年か前に「そう言えばドライヤーの冷風機能使ったことない」と言ったら、「あれは美容室みたいな仕上がりにするために付いてるから使った方がいいよ~」と教えてもらいました。
それから何となく温風→冷風の順で乾かし始めたんですが、ドライヤーの冷風機能を使い出してからは寝癖は付かないわ髪はサラツヤになるわ良い事ばっかり!
そこでまだ使ったことのない人に是非使ってもらいたく、今回はドライヤーの冷風機能の意味と使い方、おすすめの使い方についてお伝えしたいと思います^_^
目次
ドライヤーに冷風機能が付いている8つの意味!
ほとんどのドライヤーには『冷風(クール)』機能が付いてますが、なんで付いているのか説明してもらったことは一切ありませんでした。
それが、スタイリングを教えてもらっている時に美容室の人によく聞いてみたら、「えっ!?使わなくて損した!!」と後悔するくらいに良いことだらけで!
「どうして付いてるのかなぁ?」と思っている方に是非知ってほしいと思って、今回はそんなドライヤーの冷風機能の嬉しい意味を8つ書き出してみました。
- 髪が傷みにくくなる
- 髪が乾燥しにくくなる
- 髪のボリュームを抑えられる
- 髪にツヤが出る
- 髪のクセを抑えられる
- 髪が絡まりにくくなる
- ヘアスタイルを長時間維持しやすくなる
- 寝癖がつきにくくなる
温風で乾かした状態だとキューティクルが開いたままになり、摩擦で髪が痛んでしまいます。
そのため、温風の後に冷風でキューティクルを閉めることで髪が痛みにくくなるんですよ!
髪の内部の水分は、開いたキューティクルの隙間から逃げていってしまいます。
冷風でキューティクルを閉じることによって、髪の水分が逃げない=乾燥を防ぐことに繋がります!
髪が広がってボリュームが出てしまう原因のひとつは、髪の乾燥によるダメージです。
そのため、冷風でキューティクルをしっかり閉じてあげることで、髪の毛から水分が逃げるのを防いで髪が広がりにくくなります。
もっと髪のボリュームを抑えたいときは、髪を手やブラシで頭皮に押さえつけるようにしながら、根元にドライヤーの温風を当てて温めた後冷風で冷やすのがおすすめ^_^
熱が当たった髪は、キューティクルが開いて表面がザラザラした状態に。
そこに冷風を当ててキューティクルが綺麗に閉じることで、ツヤのある綺麗な髪になります♪
髪は温めるときに形を作り、冷めるときにその形を固定させるようになっています。
そのため、温風→冷風の順でクセを伸ばして固定させることで、髪のクセを抑えることができますよ!
キューティクルが開いた状態で髪の表面がざらざらしてしまっていると、必然的に髪の毛は絡まりやすくなります。
冷風でキューティクルを閉じてツルツルにしてあげることで、髪の毛同士が絡まりにくくなるんです^_^
5で説明したとおり、髪は温めるときに形作られて冷めるときに固定されます。
そのため、熱風でまっすぐにブローしたら、さらに冷風でそのストレートヘアを固定してあげることによってヘアスタイルをキープしやすくなるんです。
普段乾かす時だけじゃなく、コテを使って巻き髪のヘアスタイリングをした時も、髪を巻き終わった後にドライヤーの冷風でカールを冷ましてあげることで巻き髪が取れにくくなりますよ♪
お風呂上がりにきちんと髪を乾かし冷風で冷ましておくことで、乾かした時のキレイな状態で髪が固定されるため朝起きた時の寝癖がつきにくくなります。
ドライヤーの冷風機能の使い方
前章でドライヤーの冷風機能を使う意味をお伝えしたので、次はどんな風に使うのかをポイントと併せて覚えて下さい^_^
間違った方法で乾かしてしまうと逆に髪を傷めてしまう場合もあるので、使い方はしっかり覚えておきたいですね。
冷風機能も含めたドライヤーの使い方
まずは、冷風機能も含めてドライヤーで髪を乾かす手順をご紹介します。
- まずはしっかりタオルドライ
- 髪を全体的に乾かす
- 上から下に向かって温風を当てる
- 上から下に向かって今度は冷風を当てる
お風呂でシャンプーやトリートメントをして髪を清潔にしたら、タオルドライをして髪の毛の水分を拭き取って下さい。
この時ゴシゴシ擦ってしまうと髪が痛んでしまうので、ゴシゴシしないで優しくポンポンと拭き取りましょう!
タオルドライで水分を拭き取ったら、ドライヤーの温風でまず8~9割全体的に髪を乾かしていきます。
髪の水分は、頭の上から毛先に向かって流れるので、「下から上」ではなく「上から下」へ風が流れるようにして温風を当てましょう。
最後に3と同じような要領で、頭の上から毛先に向かってドライヤーの冷風を当てます。
この時、髪の毛先をつかんで少し引っ張るようにしながらブローをすると、クセが出にくくなりますよ^_^
ドライヤーを使う時に抑えておきたいポイントは4つ!
- 同じ場所に長時間温風を当てない!
- 髪を梳かしながら乾かす
- 根元から順番に乾かしていく
- 最初から冷風のみでは乾かさないで!
ドライヤーの温風を当て続けると、髪や頭皮が火傷をしてしまう可能性があり、髪が傷む原因にもなってしまいます。
そのため、髪を乾かす時はドライヤーを小刻みに動かしながら、左右の髪の毛を交互に乾かすということを意識して下さい。
ドライヤーで乾かしている最中に髪の毛が絡まってきたら、その度にブラシや手ぐしで梳かす癖をつけましょう。
特に、最後の温風と冷風を使ってキューティクルを閉じる時に髪の毛が絡まったままだと、上手くキューティクルが閉じきらず効果が感じられにくくなってしまうので十分注意して下さいね?
最初にドライヤーの温風で全体的に髪を乾かす時は、必ず根元から乾かすように心がけましょう!
先に表面の髪の毛を乾かしてしまうと、内側の髪を乾かしている間に表面の髪の毛の水分が逃げて乾燥しやすくなり髪が痛んでしまいます。
内側の髪から全体を均等に乾かしてあげると、ドライヤーの冷風を使った後のサラツヤ感も均等で見た目も綺麗になりますよ♪
冷風だけで乾かすと、長い時間髪に風をあてることになって、時間が長くなればなるほど髪の中の水分がなくなりパサパサになってしまいます。
温風と違って冷風は乾くスピードが遅すぎるので効率的にも良いとは言えないですし、頭皮に至っては雑菌が繁殖しやすくトラブルの原因になったりもするため絶対に止めましょう!
ドライヤーの冷風と温風を交互に使うと髪がサラツヤに♪
ドライヤーで髪を乾かす時、一般的には温風で乾かしてから冷風を1回だけ当てますよね?
でも、私の経験も踏まえた上で言いますが、「温風→冷風」は交互に何回か繰り返すことで更に髪がサラツヤになるんです!
私はいつもそうしているんですけど、
1回目:温風で8~9割乾かして冷風にチェンジ
2回目:髪全体がひんやりしたらまた温風に戻す
3回目:髪全体が温まって完全に乾いたなと思ったところで、再度冷風にチェンジして髪を整える
といった具合に、何回か温風と冷風を交互に繰り返し当てると、髪がビックリするくらいサラツヤになります^_^
もうね、トリートメント剤が必要ないんじゃないかと思うくらいにサラサラのツヤツヤで、しかもその後すぐ寝て起きても寝癖もなく髪はサラツヤなまま!
今は最後に冷風を当てているだけという方は、騙されたと思って是非もう1回プラスして温風と冷風を交互に当ててみて下さいね♪
まとめ
ドライヤーの冷風機能は、髪が傷みにくくなったり乾燥を防いでくれるなど嬉しい意味が8つもあります。
ただし、使い方を間違うと逆に髪を傷めてしまうため、今回ご紹介したポイントを押さえながら正しい使い方で髪を乾かしましょう。
更に、その際温風と冷風を何度か交互に当てることで、トリートメントをした後のようなサラツヤな髪になるので是非試してみて下さいね^_^