頬がたるむとほうれい線ができやすくなったり、実年齢よりも老けてみられてしまいますよね?
ふと鏡に映った自分を見て「こんなに老けて見えてるの!?」なんて驚愕した経験も女性ならあるはず。
そこで今回はそんな頬のたるみの原因や、解消するための筋トレとマッサージについて解説していきたい思います。
目次
頬のたるみの原因を知ろう
「頬のたるみ=加齢によるもの」と思いがちですが、実は頬のたるみの原因はいくつかあるんです。
ではどのような原因で頬がたるんでしまうのか具体的に見ていきたいと思います。
加齢とともにたるむ
原因はいくつかあるとは言っても、やっぱり一番は加齢とともにたるんでしまいます。
その理由は、肌の弾力を保つコラーゲンが年齢とともにどんどん減少していくと同時に質も悪くなっていくからです。
ということは、回避できない老化現象のひとつなので、放っておけばどんどんたるんでいってしまうということになりますね。
むくみで新陳代謝が悪くなる
むくみはたるみと関係ないように思いますが、老廃物がたまってしまうと新陳代謝を妨げます。
新陳代謝が悪くなるとどうしても脂肪がたまりやすくなり、脂肪がたまると頬が重くなってたるみの原因になってしまいます。
頬杖やスマホの見過ぎなどの生活習慣
テーブルに頬杖をつきながらテレビを見たり、下を向いてスマホをずっと見ているとたるみの原因になります。
その他にも、
- いつも横向きで寝る
- うつむきがち
- 猫背
- 表情に乏しい
こういった生活習慣も頬のたるみの原因になってしまうので、自分の生活を振り返ってすぐに改善しましょう。
紫外線がコラーゲンを破壊してたるむ
紫外線にはUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)がありますが、肌の真皮層まで届くUVAにコラーゲンを破壊されることでたるんでしまいます。
そのため、UVケアを日頃からしっかりすることをおすすめします。
頭皮がたるむ=頬もたるむ
人間の体は頭から顔、首まですべて1枚の皮膚でつながっているのは知っていますよね?
そのため、顔だけ頑張ってケアをしていても、頭皮のケアを怠って頭皮がたるんでくると顔にも影響がでてしまいます。
重力によって下がるのは致し方ないにしても、頭皮の血行をよくしてなるべく柔らかく保つことが大切です。
頬のたるみを改善するための筋トレ3つ!
頬のたるみが気になってきたら、まずは「頬骨筋」と「小頬骨筋」の筋トレをしてみて下さい。
筋トレをすることで頬が引き締まり、少しでもたるみを解消してくれますよ!
【頬骨筋のトレーニング①】
- 唇を前に突き出すようにして、口を「オ」の形にする
- 「オ」の形のまま口を下に引き下げ、反対に頬は上に引き上げる
- 再度1の状態に戻すのを、10回繰り返す
【頬骨筋のトレーニング②】
- 割り箸を横にして軽く口でくわえる ※この時、歯ではなく唇を使うこと
- 1の状態で口角を上げ、ニッコリと笑って10秒キープする
- これを3~5回繰り返す
【小頬骨筋のトレーニング】
- 唇を閉じた状態で微笑むように唇の口角を引き上げる
- 左の口角を元に戻しながら右の口角をさらに上に引き上げ、目を閉じて5秒間キープする
- 目を開けて自然な状態に戻し、これを左右交互に数回ずつ繰り返す
頬のたるみを改善するならマッサージも大切
たるみを解消するには筋トレだけでなくマッサージも大切です。
最初の章でお伝えしたように、むくみで新陳代謝が落ちると脂肪がたまってたるみの原因になってしまうため、マッサージで少しでもむくみをとりましょう!
【後頭部周辺のリンパマッサージ】
- 両手を肩甲骨の上に持っていき、肩の上を通って鎖骨のくぼみまでスライドさせる
- 両手を後頭部の髪の毛の生え際から首の側面を通って、鎖骨のくぼみまでをスライドさせる
この1、2を3回ずつ行いましょう。
【顔周辺のリンパマッサージ】
- 鎖骨のくぼみに手のひらを密着させ、ゆっくり3回まわす
- 首の側面に手を密着させながら、ゆっくり3回まわす
※この時、リンパ液を下に流すように意識しながら行って下さい
- 右手の人差し指と中指の間に耳を挟んでゆっくり3回まわす
※耳の前後にあるリンパ節を刺激するようなイメージで
このマッサージは右手で左半身を、左手で右半身をマッサージして下さい。
リンパマッサージをする注意点としては、くれぐれもクリームなどを付けずにガシガシ行うのは止めて下さいね?
まとめ
頬のたるみの原因は、加齢以外にもむくみや頭皮のたるみなど色んな原因があります。
そのため筋トレやマッサージをして日頃からたるまないように努力をしましょう。
筋トレとマッサージの方法は今日からできる簡単なものなので、今すぐ実践して頬のたるみを解消しましょう!
【顔周辺のリンパマッサージ】
※この時、リンパ液を下に流すように意識しながら行って下さい
※耳の前後にあるリンパ節を刺激するようなイメージで