鶴岡八幡宮の例大祭の時間や流鏑馬、混雑状況のまとめ

神奈川県鶴岡市で毎年9月に行われる「鶴岡八幡宮例大祭」は、文治3年(1187年)から約800年も続く歴史と伝統がある行事です。

その中でも一番の見どころである16日に行われる「流鏑馬神事」には多くの観光客が訪れます。

今回はそんな鶴岡八幡宮の例大祭の主な時間や流鏑馬神事、混雑状況についてまとめていきたいと思います。

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鶴岡八幡宮の例大祭の主な時間について

鶴岡八幡宮の例大祭は下記の日程で行われます。
【日程】
2017年9月14日~9月16日

  1. 9月14日 浜降式・宵宮祭
  2. 4:30~ 由比ケ浜で祭人たちの身を清める儀式が始まります

  3. 9月15日 例大祭・神幸祭
  4. 10:00~ 祭事が終わると舞殿で八乙女の舞が奉仕されます
    13:00~ 応神天皇、比売神、神功皇后の神輿が若宮大路の御旅所ニノ鳥居まで渡御します

  5. 9月16日 流鏑馬神事
  6. 13:00~ 小笠原一門による流鏑馬が奉納されます

【場所】
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31)

【アクセス】

  • 電車:JR鎌倉駅東口より徒歩10分
  • 電車:江ノ電鎌倉駅より徒歩10分
  • 車:横浜横須賀道路朝比奈ICより約5km

鶴岡八幡宮の例大祭の流鏑馬神事

9月16日に行われる流鏑馬神事は、鎌倉武士の狩装束に身を包んだ射手が馬で駆けながら馬場に配された3つの的を射抜く勇壮な神事で、文治3年(1187)に源頼朝が鶴岡八幡宮放生会にあたって流鏑馬を行ったことが始まりとされています。

現在では、4月の流鏑馬は武田流が、9月の流鏑馬を小笠原流が奉納し鎌倉時代さながらに執り行われます。

流鏑馬神事の時期が近づくと鶴岡八幡宮では馬場の整備が行われ、この馬場の幅は馬が駆け抜けるとは思えないほど狭く作られます。

狭い馬場で馬を乗りこなし3つの的に命中させるということは、射手にとって非常に難しいことであることが想像できます。

狭い馬場だからこそ、ものすごいスピードで駆け抜けながら射手の的を射る姿の迫力が更に増すのでしょうね。

観覧のポイント

馬は馬場元(東)から馬場末(西)へまっすぐに走り、的は140間(約254m)に3つです。

的に矢が的中すると「パーン」という乾いた音が広がるため、的の近くで見学すると迫力も尚更だと思います。

ただし、一般観覧席は限られているので間近で出走する様子を見たければ、遅くとも午前11時くらいには場所を確保していないと厳しく、早い人は9時くらいから場所取りをしている方もみえます。

人の頭のすき間からちらっと馬が見えればいい程度であれば、朝早くから場所取りをしなくても大丈夫です。

ちなみに流鏑馬は13時に行列がスタートしますが、馬場入りは14時過ぎで終了は15時~15時半ころになると思っていた方が良さそうです。

9月の中旬とはいえまだまだ暑い時期なので、場所取りをされる際は水分補給をはじめ熱中症に十分気を付けて下さい。

また、馬が駆け抜けると土埃が舞うため濡れタオルがあると便利です。

もしもっとゆっくりと流鏑馬神事を見たければ、当日朝6時から行われる稽古がおすすめです。

衣装こそ稽古用ですが本番と同じ馬が本番と同じように出走するので、常連さんの中にはカメラを構えて好きなポジションから稽古の様子を撮っている方も。

ただし、写真を撮る時はフラッシュ撮影は馬の暴走などの事故につながる危険があるので厳禁ですよ!

鶴岡八幡宮の例大祭の混雑状況

鎌倉は土日のみならず、平日でも混雑している人気観光スポットです。

最近は外国人観光客の数が増えたこともあって混雑は必至ですが、鎌倉まつりの中でも「流鏑馬神事」はとても人気があるためかなり混雑します

的は全く見えず、矢を射る姿が人の頭と頭の間からチラっとだけ…小柄な方だと全く観れないというくらいに混んでいます。

特に今年は流鏑馬神事が行われる16日は土曜日でしかも3連休の初日!

例年以上に混むことが予想されるため、良いポジションで流鏑馬神事を観たい方は本当に早めに行かれることをおすすめします。

まとめ

鶴岡八幡宮例大祭は3日間行われますが、どの日も見応えあるお祭りが行われ楽しむことができます。

その中でも特に流鏑馬神事の見物は人気なので、良い位置で観たい方は熱中症には十分気を付けながら早めに場所取りをしましょう。

今年は特に混雑が予想されますが、1年を通して最も重視されている「鶴岡八幡宮例大祭」に是非行ってみてはいかがでしょうか。

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