「おもしろうて やがてかなしき 鵜舟哉」と松尾芭蕉にもうたわれた1300年もの歴史がある岐阜の『長良川鵜飼』。
全長約13mある鵜船に3人一組で乗船し船首に篝火を付け、驚いた鮎を10羽から12羽の鵜の手縄をさばきながら捕獲する漁法は一度は見てみたいですよね?
今回はそんな岐阜の長良川鵜飼の時期や料金、おすすめのホテルや旅館についてまとめていきたいと思います。
岐阜の長良川鵜飼の時期
【日程】
日時:2017年5月11日~10月15日
※中秋の名月と、増水等で鵜飼が出来ない日は中止
【場所】
長良川河畔
【アクセス】
<電車の場合>
- JR岐阜駅→バス(長良北町・高富方面行き)15分、バス停:長良橋下車、徒歩1分
- 名鉄岐阜駅→バス(長良北町・高富方面行き)15分、バス停:長良橋下車、徒歩1分
<車の場合>
- 東海北陸道岐阜各務原ICから国道21・156・256号経由10km20分
- 東海北陸道一宮西ICから県道大垣一宮線経由約10分
【駐車場】
有り(400台、周辺市営駐車場(普通車1日1回300円)、川原無料駐車場)
【観覧船出船時間】
<乗合船>
- Aコース 18時15分
- Bコース (1)18時45分 (2)19時15分
※貸切船は17時30分頃~19時15分の間のお好みの時間
中秋の名月に鵜飼が行われないのは、月が明るすぎると篝火の効果が薄れるためと言われていますが、他の満月には催されるため伝統的な公休だと思います。
岐阜の長良川鵜飼の料金
鵜匠の巧みな手縄さばきを間近で見るには、観覧船(要予約)に乗って見るのが最もおすすめです。
【乗合船(1名様分)】
大人 …中学生以上 小人 …3歳以上小学生以下
- Aコース
- Bコース
全日:大人3400円、小人1700円
平日:大人3100円、小人1700円
土日祝日:大人3400円、小人1700円
【貸切船(1隻分)】
- 15人乗り:40,800円
- 20人乗り:54,400円
- 30人乗り:81,600円
- 40人乗り:108,800円
- 50人乗り:136,000円
一部の観覧船にはトイレが付いていますが、トイレが付いていない船の場合は観覧船が川岸に停泊している間トイレ専用船を利用することとなります。
ただし、鵜飼が始まるとトイレ専用船も利用できないのでご注意下さい。
岐阜の長良川鵜飼に来る際のおすすめのホテル・旅館
遠方からお越しの方には、鵜飼の場所から近くて格式のある下記のホテルに宿泊するのがおすすめです。
岐阜グランドホテル
皇室や国内外のVIPも宿泊する岐阜県一豪華なホテルです。
ホテルのすぐ目の前に長良川が流れているため、鵜飼を間近で見ることができます。
人気のホテルで早い段階で満室になってしまうことが多いため、早めの予約が必要です。
長良川温泉 十八楼
創業150年以上になる松尾芭蕉ゆかりの老舗旅館です。
おもてなしの心を何より大切にしており気持ち良く過ごせる旅館と定評があり、実際に宿泊した方の多くがまた利用したいと思う宿です。
鵜飼が開催されている時期は早い段階で満室になってしまうため、早めの予約が必要です。
鵜匠の家 すぎ山
長良川畔随一の景観が楽しめます。
建物は年季が入っていますが、部屋はガラス扉になっていて眺めが素晴らしいです。
また、夏は天然鮎料理、冬は野鴨鉄板料理とそれぞれ季節に合わせた料理が楽しめます。
何よりきめ細やかな心遣いが魅力で、実際に宿泊した方の口コミも高評価が多く満足度の高い宿です。
長良川に面した部屋は、すぐに満室になっているようなので、こちらも早めの予約がおすすめです。
まとめ
国の重要無形民俗文化財に指定されている長良川の鵜飼は、日本で唯一皇室御用達の鵜飼です。
最近では遊歩道からも鑑賞できるとの事ですが、やっぱり観覧船に乗って伝統の技を間近で見る方がおすすめです。
鵜飼の場所の近くには素敵なホテルや旅館もあるので、是非今年は長良川の鵜飼を見に来てはいかがでしょうか?81