家電の買い時は決算時期、冷蔵庫や洗濯機について解説

普段の生活に欠かせない家電製品は長く使うものだからこそ、良いものを安く買いたいですよね？

でも「良いもの＝高い」のが世の常ですが、その中でも良いものを安く買える時期というのはあるのです。

そこで今回は家電の買い時の決算時期と、家電の中でも必需品である冷蔵庫と洗濯機についてまとめていきたいと思います。

家電の買い時は決算を狙おう！

決算時期になると家電量販店は売り上げを伸ばすために、たくさん商品を売ろうと頑張るのが「決算セール」です。

決算セールは年２回、決算前と中間決算前に行っていて、生産終了しているものや旧モデルになったものが大幅に値引きされる傾向にあります。

主要の家電量販店の決算セールは下記の通りです。

ビックカメラとコジマは８月決算なので毎年お盆の時期に「決算セール」を、他の家電量販店は「中間決算セール」を行います。

この時期は定価の２０～３０％OFFは当たり前！というくらいかなり安くなります。

決算時期は、売り上げと利益目標を達成するために各家電量販店が一生懸命ですから、値引き交渉にも応じてくれます。

ビックカメラやコジマは結構厳しいですが、ヤマダ電機やケーズデンキは値引きしてくれる場合が多いです。

決算とは別にもう一つ家電が安くなる時期が新製品が出る時期ですが、その中で冷蔵庫を買う時最も得する時期が８月後半～９月になります。

その理由は冷蔵庫は１０～１１月にかけてモデルチェンジがされ、新機種が発売になるからです。

しかし、冷蔵庫はパソコンなどと違って歴史がある家電製品のため、もはやそれほど画期的な機能は生れません。

新機能搭載と派手な宣伝をしても、少しだけ新しい技術を取り入れてデザインを変更しているだけという場合が多いようです。

ということは、お気付きかもしれませんが旧モデルでもさほど違いはないということになりますよね？

でも、実際は新機種が発売になると旧モデルは型落ちとなって売りにくくなってしまうのです。

そこで店側は旧モデルを早く売ってしまおうと、在庫一掃セールなどをやるんですね。

発売当初２０万円くらいしても春にはだいたい１５万円、夏の在庫一掃セールになるとさらに安くなって半額の１０万円まで下がることも。

そんなわけで、冷蔵庫の新機種が発売になる直前の８月後半～９月はとっても買い時になるのです。

洗濯機も決算時期の８月下旬～９月あたりにもう一つの家電が安くなる時期を迎えますが、こちらはドラム式と縦型によって時期が異なってくるので気を付けて下さい。

結論から言うとドラム式の洗濯機の買い替え時期はおおよそ９月～１０月です。

ドラム式洗濯機は新製品の発表に合わせて在庫調整が行われ、新製品の発売の約１ヶ月前から値下げが起きます。

多くの日本メーカーのドラム式洗濯機はだいたい１０月中旬～１２月上旬に発売されるので、逆算していくとだいたい９月～１０月頃が買い時となります。

そのため、気になる商品のメーカーが決まっている場合は、新製品の発表と発売の時期を調べておくと買い時が読みやすいです。

また、新製品の発売から２ヶ月ほど経過してしかも在庫が残っている場合は大幅な値下がりが起きます。

これは「売れ残った在庫を売ってしまいたい」という販売側の意向で、購入側からするととってもお得な値段で購入が可能です。

ただし、新製品の発売から２ヶ月経過してしまうと大体の場合は品切れしてしまいますから、品切れギリギリを狙うのは至難の業かもしれません。

縦型洗濯機の場合は技術も既に成熟しており、大幅なモデルチェンジは少ないためあまり値下げ率が高いとは言えません。

それでも少ないながらも値段が下がりやすいのは、４月～６月頃が一つの狙い目です。

簡易乾燥の場合は４月、乾燥付の場合は６月頃にモデルチェンジが行われ、ドラム式同様新モデル発売の１ヶ月前から値段が下がりやすくなります。

東芝の場合はモデルチェンジの時期が他よりも早く、２月ごろには値段が下がってくるため、東芝狙いの方は早めにチェックをして下さい。

ただし、縦型は大幅なモデルチェンジがされない分、既に値段が下がりきっていつ購入してもそれほど大差はないという意見もあります。

もしそれでも縦型洗濯機を少しでも安く買いたい場合は、取扱機種が多い家電量販店かネット通販での購入がおすすめです。

家電を安く買うには「決算セール」と「新型モデルが発表された直後の旧モデル」を狙うと安く買えそうです。

特に冷蔵庫と洗濯機は８月～１０月が買い時と決算時期に近いこともあって、かなり安く買えることもあるかもしれません。

もちろんその際の値下げ交渉も忘れずに、良いものを安く買って長く愛用していきましょう！