冷蔵庫はそうそう買い替えるものではないため、「この冷蔵庫何年も使ってるけど急に壊れないかしら?」と時々不安になったりしませんか?
実は使用頻度や使い方によって差はあるものの、容量の大小にかかわらずだいだい10年くらいが目安と言われているんです。
今回は長年使うものだからこそ、冷蔵庫が急に壊れて困らないように冷蔵庫の寿命の年数や一人暮らし用の冷蔵の寿命、寿命を判断するポイントをお伝えしたいと思います。
冷蔵庫の寿命の年数は決まってるの?
冷蔵庫の寿命の年数は、使い方やメーカーによっても違ってくるので正直まちまちです!
それでも、だいたいが8~9年、10~12年が寿命だと言われていますが、電化製品は当たり外れがあるためそれより短かい場合も長い場合ももちろんあります。
でも、10年保証を付けているメーカーや電気屋が多く見受けられるという事は、平均的な寿命は10年だと思っていいかもしれません。
ただ、ここで一つ知ってほしいことは、冷蔵庫の寿命はメーカーによっても変わってくるということ!
- パナソニック … 約10~15年
- シャープ … 約10年
- ナショナル・日立・東芝 … 基本的に10年前後
- サンヨー … 10年未満
上記を見て頂いても分かるように、メーカーによっては5年以上も差が…f^_^;
もしかしたらコスト削減のために安い部品を使っているのかもしれませんし、単に技術的な違いなのかもしれません。
そして、冷蔵庫の使用頻度によっても寿命は大きく変わってきます。
と言うのも、一人暮らしと大人数の家庭では開閉される回数や中に詰める量がかなり違いますよね?
開閉される回数が多いと冷蔵庫のパッキン部分が徐々にゆるくなり、中身をたくさん詰めているとその分エネルギーを使うために稼働率が高まって寿命が短くなりやすいです。
そのため、○○年で壊れる!と一括りでは言えませんが、だいたいは10年くらいだということは覚えておきましょう^_^
冷蔵庫の寿命は一人暮らし用でもほとんど変わらない!
前章で、一般的な冷蔵庫の寿命は10年くらいだとお伝えしましたが、実は一人暮らし用の小さな冷蔵庫でも寿命は同じなんです!
一人暮らしだと頻繁にドアを開閉ないため、家庭用に比べて15年以上使っているという人も少なくありません。
でも、容量が小さい分たくさん中身を詰め込みすぎると稼働率が高まって寿命が短くなりやすいです。
ただ一点注意をしてほしいのは、『野菜が凍った=冷蔵庫が故障した』とは思わないで下さいね?
これは野菜を置く位置や野菜の種類が関係しているもので、冷気の噴出し口に野菜を置いたりキュウリなどの水分が多い野菜を入れておくと凍りやすいのです。
そのため、もし野菜が凍って故障かな?と思ったら、野菜に直接冷気が当たらないように紙袋に入れたその上からレジ袋に入れて保存したりしてみましょう!
冷蔵庫の寿命を判断する4つのポイント
冷蔵庫が故障すると、冬場はともかく夏場はかなり大変です!
我が家も夏に冷蔵庫が突然壊れたことがありますが、中に入っていたものの処分も新しい冷蔵庫が来るまでの食品の保存もまぁ大変でした…
そのため、冷蔵庫が急に壊れて困らないためにも、下記のような症状が出たら買い替えを検討しましょう。
- 一部だけ冷えない
- 冷えが悪い
- 水漏れ
- 騒音
なんと言っても冷蔵庫に物を詰め込み過ぎていないにも関わらず、一部だけ冷えなかったり冷えが悪い場合!
この症状は、「ファン」「コンプレッサー」「断熱材」など部品の劣化が原因の一つとして挙げられます。
部品が劣化してくると冷やす力が弱くなって、冷蔵庫内を冷やそうと頑張りすぎるがゆえに逆に劣化を早めてしまいます。
しかも、冷蔵庫が無理をするほど電力の消費が激しくなって電気代も高くなりやすいんです…
もうこうなってしまったら使い続けるメリットはほとんどないので、省エネで性能面も優れている新しいものに買い替えましょう♪
この時、「冷蔵庫は値段が高いから自分で直そう!」と、自分で修理をするのは避けて下さい。
知識がある人ならいいですが、下手に手を出すと完全に壊れて慌てて買い替えなければいけなくなってしまいますよ!
もし、修理か買い替えか迷うなら、修理代と新しい冷蔵庫の値段を比較して安い方にしましょう。
ただし、修理代と新しい冷蔵庫の値段がほとんど変わらない場合は、新しい冷蔵庫に変えたら年間の電気代がかなり下がったという話も聞くので迷わず新しい冷蔵庫にして下さいね^_^
まとめ
冷蔵庫の寿命は、一般的な大きさでも一人暮らし用でもだいたい10年くらいです。
ただし、開閉の頻度や中身の容量によって変わってくるため、10年より短い人も20年以上使い続けられる人もいます。
そのため、今回ご紹介した4つのポイントのうちどれか一つでも当てはまったら、急に壊れて困る前に買い替えを検討しましょう!