節分は豆を年の数+1食べよう!食べ過ぎの腹痛は福茶で回避

節分で豆まきをした後に年の数だけ豆を食べますが、実は「年の数+1個」が昔からの伝わる方法なんです。

でも、年齢を重ねるごとに豆をたくさん食べるのは大変になってきて腹痛を起こす人もいるので、そんな時は「福茶」として年の数分の豆の出汁を飲むのがおすすめ!

そこで今回は節分の豆を年の数+1食べると食べ過ぎて腹痛になる理由、福茶の作り方についてお伝えしたいと思います。

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節分の豆は「年の数+1」が基本!

節分で豆まきをした後には、ほとんどのご家庭でまいた豆を食べるという習慣があると思います。

それは、豆まきでまいた豆は「福豆」と呼ばれ、『1年間無病息災で過ごすことができますように』と願いを込めて食べられています。

その福豆を食べる数ですが、実は年の数だけ食べるのではなく『年の数+1個』食べるのが昔からの基本の食べ方なんですよ!

その理由は、昔は立春が新しい一年のスタートとしてとても大切にされていて、次の年の立春を迎えるまでの間に1つ歳を取ることから今の年の数+1個の福豆を食べるんですね。

ただ、節分で食べる豆の数に関しては地域やご家庭によって考え方が違うため、日本国内全てが今回ご紹介した基本通りというわけではありません。

ちなみに我が家は「今の年の数+1個手で握るのよ」と教えてもらっていたのですが、+1個分は何故か後ろに放って「年の数だけ食べる」のが風習ですからww

なので、もしこの方法じゃなかったとしても「我が家のやり方は間違ってるの?」とは思わず、「へぇ~昔はそうだったんだなぁ」くらいで大丈夫です♪

節分の豆を食べ過ぎると腹痛になる場合も

無病息災を願って年の数+1個の豆を食べるのは分かりましたが、年の数だけ食べたり好きだからとたくさん食べ過ぎてお腹が痛くなったことはありませんか?

実は節分の豆にも使われている「大豆」などの豆類は、全般的に食物繊維が多いため極端に食べ過ぎると腹痛や下痢・ガスがたまって腹部膨満になることがあります。

そのため、「年の数だけ絶対に食べないと!」と思って無理に食べたり、大好きだからと一人で1袋全部食べるようなことはしないで下さい。

実際私も子供の頃から節分の豆が大好きなのであるとつい食べ過ぎちゃうんですけど、お腹が痛くなるまでいかなくてもちょっと緩くなったりはしますからね!

また、大豆は『畑の肉』と言われているほど高タンパクでミネラル類が豊富で栄養価が高い健康食品ですが、脂質も豊富なため食べ過ぎると逆に太ってしまいます。

それに、大豆のイソフラボンは女性ホルモンに似ているため、摂りすぎるとホルモンバランスが崩れたりすることもあるんだとか…

無病息災を願うためなのに食べ過ぎて体調を崩しては元も子もないので、腹痛などの症状を起こさないようにほどほどにしておきましょう!

節分の豆を食べ過ぎないために「福茶」を活用しよう

「食べ過ぎはお腹が痛くなるけど無病息災を願ってちゃんと年の数だけ豆は食べたい!」そんな方にとっておきなのが『福茶』です!

福茶とは、年の数+1個分の福豆を入れてダシを取ったお茶のことで、豆を食べなくても同じように縁起を担げるとされているんですよ♪

また、福茶には大豆だけでなく昆布や梅干も入れるのが一般的なため、

  • 昆布=よろこぶ
  • 梅干=めでたい(松竹梅)
  • 福豆(節分の豆)=まめまめしく働ける

と言った意味も込められています。

そんな福茶の作り方はとっても簡単!

  1. 湯呑みに塩昆布と梅干・福豆を入れ、最後にお湯を注いで飲む
  2. お湯を入れたヤカンに昆布と梅干・福豆を入れ、じっくりと煮込む

この2つの方法のどちらでもお好きな方で飲めば、食べたことと同じ意味になります。

また、この他にも梅干や福豆を炒って入れたり砂糖を加える飲み方もあるので、自分でアレンジするのも楽しそうですよね。

豆を年の数+1個食べるのが大変な方や余ったお豆をどう処理しようかお悩みの方は、福茶なら無理なく取り入れることができるので是非試してみて下さいね♪

まとめ

節分は豆まきの後に豆を年の数だけ食べる習慣がありますが、新しい一年の無病息災を願って是非「年の数+1個」食べてみて下さい。

でも、あまり豆を食べ過ぎると消化不良で腹痛を起こしてしまう可能性があるので、ほどほどに食べるようにしましょう。

また、年の数が多すぎたり余った豆に困った場合は、食べたこと同じように縁起の担げる『福茶』を是非飲んでみて下さいね♪

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