佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が明治25年に建てた別邸と、明治33年から9年をかけて築いた約6400平方メートルの庭園『九年庵』。
毎年春と秋のみ一般公開され、紅葉と庭一面に広がる緑の苔のコントラストが鮮やかでとても有名です。
今回はそんな九年庵の紅葉時期の一般公開日、駐車場や混雑状況についてお届けしたいと思います。
九年庵の紅葉の一般公開日と詳細
所在地:佐賀県神埼市神埼町的1696
問い合わせ先:神埼市商工観光課
電話番号:0952-37-0107
一般公開日:毎年11月15日~11月23日 ※8:30~16:00
駐車場:有り(1000台/普通車500円、マイクロバス2000円、大型バス3000円 ※吉野ヶ里歴史公園臨時駐車場)
料金:美化協力金300円(高校生以上)
アクセス
- 車の場合:長崎自動車道東脊振ICから県道31号経由で約10分 ※臨時駐車場からシャトルバス
- 電車の場合:JR長崎本線神埼駅から昭和バスで10分、仁比山神社前下車すぐ
※九年庵へ入園する際は、午前8時頃から本部テント(もみじの湯駐車場)で配布される入園整理券が必要です
※入園整理券は当日配布のみで事前予約はありません
※来園者が多く午後4時までに入園の見込みがたたない場合は、整理券の配布が早めに中止されます
九年庵の紅葉時期の駐車場について
九年庵周辺には公営の駐車場がないので、東脊振ICから約10分のところにある吉野ケ里公園臨時駐車場に停める必要があります。
臨時駐車場からは無料シャトルバスが15~20分おきに運行されているため、臨時駐車場を利用する方がほとんどです。
ただ、1000台も置けるといっても休日は駐車場に入るだけでも渋滞するので、できるだけ早く行かれることを強くおすすめします!
しかし、九年庵のすぐ近くには民家が何軒もあり、地元の方が家の駐車場や空いているスペースを駐車場として提供してくれています。
その民家の駐車料金は家によってだいたい500~1000円くらいですがまちまちです。
数が限られているため運次第なところもありますが、ここに停められると吉野ケ里公園臨時駐車場まで往復しなくてよいので楽ですよ!
入れ替わりもそれなりにあるため一度近くまで行ってみてもいいかもしれません。
場所は県道21号線九年庵への入り口周辺なので、九年庵を目指して行くとすぐにわかると思います。
九年庵の紅葉時期の一般公開は混雑不可避!
九年庵の紅葉時期の混雑は、正直に言って避けることはとっても難しいです。
というのもたった9日間の期間限定公開のため、その時期に集中してたくさん人が訪れるんですね。
特に公開期間中の18日(土)・19日(日)・23日(祝)はものすごく混雑することが予想されます!
この3日間は駐車場に入場する際にも待ち時間が発生する可能性があるので、車で行かれる方はできるだけ早めに行くようにして下さいね?
それでも少しでも混雑を避けたい方は、平日に行くか先ほども書いたようにできるだけ早めに行きましょう。
九年庵は一度に入る人数が決められているため、まずは入場整理券の確保から始まります。
この整理券の配布は午後4時の閉園に間に合わないとみなされると、その時点でストップされてしまいます。
8時頃に現地に着けば待ち時間なくゆったりと紅葉を楽しめますが、休日は10時前くらいには行列ができて2時間、3時間待ちなんてことも。
なので、整理券の配布を待つくらいの心持でできる限り早く行きましょう!
整理券を無事ゲットした後に待ち時間が長そうなら、出店でご飯を食べたり隣の仁比山神社を先に周ってもいいと思います。
ただ、毎年メディアが取り上げていて年々混雑が激しくなっているようなので、少しでも混雑をさけるならやっぱり朝イチで行くのが間違いないでしょう。
まとめ
毎年9日間しか一般公開されない九年庵は、その期間に人が集中するため混雑を避けるのは難しいです。
なので、混雑を少しでも避けたい方はできるだけ早く現地に到着するように行きましょう。
もし、整理券を貰った後に待ち時間がある方は、一般公開に合わせて紅葉まつりが開催されているので、地元の特産品などの物産展示・販売を見に行かれるといいですよ♪