ペルセウス座流星群2017の極大や方角、観察するポイント紹介

今年も三大流星群の一つ『ペルセウス座流星群』が観察できる季節になりました。

でも初めて観察する人はどこでどんな風に観察していいのか分からないですよね?

そこで今回はペルセウス座流星群の極大の時間や場所、方角、観察する時のポイントをまとめていきたいと思います。

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ペルセウス座流星群って何?

ペルセウス座流星群』は、『ふたご座流星群』『しぶんぎ座流星群』と並ぶ三大流星群の一つです。

年間通しても1、2を争う流星数を誇り、夏休みの一大イベントして定着しています。

年間に発生する流星群で最大級とも言われる活発な動きを見せるのが特徴で、明るい流星が多く見られるため流星群を観測する初心者の方でも簡単に流星を見ることができます。

極大の時期にはなんと1時間に30~60個もの流星を見ることも珍しくないそうです。

極大の前後でも1時間に10個程度の流星が見られること、観測できる時期がお盆休みと重なることから、日本では最も観測しやすい流星群として親しまれています。

ペルセウス座流星群の極大や方角は?

ペルセウス座流星群が観測できるのは7月20日~8月20日頃までで、特に流星が増える極大日は2017年8月13日午前4時頃となります。

ただ、2017年の観測条件は悪いと言われています。

その原因は月なのですが、8月13日は半月からちょっと膨らんだ感じでかなり明るいのです。

つまり、極大の時間には明るい月があり、月明かりで流星群がかなり制限されてしまいます。

それでも都会よりも地方に行けば9時でも多少は見ることができるかもしれませんが、ペルセウス座流星群はかなりの明るい流星を期待することができるので、月が出る前に観察してみることをおすすめします。

そして、方角は8月12日の夜のペルセウス座は北東からのぼるので、90度回転した「南東」「北西」もっと簡単に言えば東か西の方角を見ましょう。

ペルセウス座流星群を観察する時の5つのポイント!

ペルセウス座流星群の流星は一等級や二等級が多いので比較的見付けやすいと言えます。

しかし、せっかく観察するならベストな状態で臨みたいですよね?

そこで、ペルセウス座流星群を観察する時は下記の5つのポイントに気を付けて観察してみて下さい。

①空が暗く見える場所に行く
沢山の流星を見たいならやっぱり空が暗いというのが絶対条件です。

ネオンやお店の明かりがある街中では空も明るく見えるため、流星を見つけられる確率はぐっと減ってしまいます。

②視界が広く見渡せる場所に行く
ペルセウス座流星群は放射点がペルセウス座にあるため、ペルセウス座の周辺でしか見られないと勘違いしている方がいらっしゃいますが、実は全天で見ることができます。

そのため、できるだけ空全体を見渡せる場所へ行くのがいいでしょう。

地域によっては観察ポイントの場所を告知している場合もありますが、高台の広場や野原などなるべく周囲に建物がない場所がおすすめです。

③月明かりを遮る
月明かりも流星群の観察には不向きな材料になります。

月明かりが気になる場合は、あらかじめ月が見えない方向を観察するなど工夫をして流星を探しましょう。

④寝転んで見る
ペルセウス座流星群は長時間に渡り観察が可能な流星群です。

そのため、ずっと上を向いて空を見ていると首が疲れるので、敷物やマットなどを持参して地面に寝転がって観察することをおすすめします。

⑤寒さ対策は忘れずに
夏とは言え夜は冷えることがあるので、必ず長袖や羽織れる物を用意して観察に行きましょう。

せっかく絶好の観察ポイントに行っても寒さに勝てずに退散してしまったら後悔してしまいますよ。

まとめ

数ある流星群の中でも『ペルセウス座流星群』は星の輝きが美しいと言われています。

今年は月明かりの影響を受けて悪条件ではありますが、それでも市街地や都市部を避ければ綺麗に見られる確率は上がるので是非探してみてはいかがでしょうか。

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