仕事や勉強をしている時に、急にまぶたがピクピクと痙攣をした経験はありませんか?
しかも両方なるわけではなく片方だけがピクピクして、すぐ治ることもあれば結構長い時間痙攣してることも。
そこで今回は瞼の痙攣の原因と起きた時の止め方、もし目薬を差す場合の選び方をご紹介したいと思います。
瞼の痙攣の原因とは
まぶたの痙攣が起きる症状を医学的には「眼瞼(けんげん)ミオキミア」と呼んでいます。
「えっ!?これって病気なの!?」とビックリした方もいると思いますが、これはただ単に症状に名前を付けただけのことです。
だからと言って体が正常な状態ではないので、まずはどうして瞼の痙攣が起きるのか原因を知ることが大切です。
- 体が疲れている証拠
- 目に栄養が足りていない
- ストレスが溜まっている時
眼瞼ミオキミアが起こる原因のは、何と言っても使い過ぎによる目の疲労です!
痙攣するのは大抵がパソコン作業中などの目を使っているときで、休んだつもりでも目の疲れが蓄積されて痙攣してしまうんですね。
また、目だけではなく体全体が疲れていても眼瞼ミオキミアは発症します。
疲れている自覚がなくても、まぶたが痙攣したら「疲労が溜まってるんだな」と考えて休息をとるようにしましょう。
目を酷使していなくても痙攣する場合は、目の栄養不足が考えられます。
偏った食生活をしていると、目の疲れが取れにくくなってまぶたが痙攣を起こしやすくなるんです。
また、長時間目を酷使しすぎるのも、必要な栄養素が届きにくくなって栄養不足を引き起こしますよ!
実は目が疲れているだけでなく、心が疲れている証拠でもあるストレスも眼瞼ミオキミアを引き起こします。
この場合はスマホやパソコン画面を長時間見ていなくても、いきなりピクピクと痙攣が始まります。
「ストレスなんて溜めてないよ!」と思っていても、まぶたが痙攣したらストレスが溜まってる可能性は高いですよ!
瞼の痙攣の止め方7選!
まぶたが痙攣をし始めたらとにかく目を休めたり、以下の止め方を心掛けてみて下さい。
- スマホやパソコンをよく見る人は定期的に目を休める
- まばたきの回数を意識的に多くする
- 遠くを見たり目を動かして目の緊張を和らげる
- 目の周囲をマッサージする
- 蒸しタオルで目のまわりを温めて血行を良くする
- 疲れによる場合は充分な睡眠・休養・バランスよい食事をとる
- あまりにも改善が見受けられなかったら、眼科専門医など病院を受診する
スマホやパソコンの画面を長時間見て目を酷使しすぎると、目のピント調整力が低下して夕方頃になると老眼と同じような症状になります。
そうならないためにも、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをするようにしましょう。
また、カシス・ブルーベリー・ビタミンなど健康補助食品を上手く利用するのも、目を健康に保つ秘訣ですよ!
瞼の痙攣の原因別で目薬を変えよう
まぶたが痙攣する場合に目薬を買おうと思う方も多いと思いますが、先にも述べたように原因は一つではないのためそれに合った目薬を選ぶ必要があります。
もし、眼が乾燥するドライアイが原因の場合は、ヒアルロン酸もしくはコンドロイチン配合の目薬を選んで下さい。
眼精疲労(疲れ目)が原因の場合は、ビタミンを配合した目薬を選びましょう。
そして、眼瞼ミオキミアであれば、精神的な疲労と肉体的な疲労のどちらも原因になるので、健康な目を取り戻すためにヒアルロン酸もしくはコンドロイチン配合の目薬が有効です。
また、手元に目薬が無い場合は、まばたきの回数を増やすだけでも目薬と同等の効果を得られますよ!
目の下側に涙が溜まっていて、上まぶたが下まで下りた時に涙が着いて目を開ける際に全体を潤してくれます。
ただ、よくまばたきをしていても上まぶたがしっかり下まで着いていない人は意味がないので、上まぶたが下まぶたにしっかり着くようにまばたきをすることがポイントです。
これを1日に何回も意識的に行うことで、原因によっては瞼の痙攣が改善されますよ♪
まとめ
瞼の痙攣は病気ではないですが体からの疲れているサインです。
「このくらい大丈夫!」と思わずに、休憩したり目の運動をしたりしてみましょう。
それでも症状がずっと続くようだともしかしたら病気の可能性もあるので、ちゃんと病院を受診するようにして下さいね?