鼻の黒ずみが気になって鏡を見る度につい触ってしまったり、必要以上にお手入れしたりしていませんか?
実はこの黒ずみには二つの原因があり、正しいお手入れの方法によって気にならないようにできるのです。
そこで今回は鼻の黒ずみの原因と、正しい洗顔や除去の方法についてまとめていきたいと思います。
鼻の黒ずみができてしまう原因
鼻の毛穴が黒ずんでいちご鼻になってしまう原因は、大きく分けて『毛穴の詰まり』『産毛』の2つとされています。
自分の黒ずみがどちらのタイプなのかをまずは確認してみましょう。
- 毛穴の詰まり
- 産毛
鼻を触ってザラつきを感じる場合はこの毛穴の詰まりタイプが多いです。
毛穴に詰まった角栓(古くなった角質と皮脂が混ざったもの)や汚れなどが空気にさらされ、酸化したことによって黒ずみが生じると言われています。
また、角栓が詰まることで毛穴が広がってしまい、広がった毛穴の影が黒く見えて目立っているという場合も考えられます。
鼻は顔の中でも皮脂が多い部位なので、余分な皮脂を溜め込まないようにすることが大切です。
産毛を触ると少しザラついた感じがしますよね?
鏡で見て毛穴から産毛が生えている場合は、汚れやシミではなく鼻に生えている産毛による黒ずみかもしれません。
開いた毛穴から黒い点のように見えたり、短くて埋まっている毛が皮膚から透けて黒く見えるためです。
鼻の汚れなどをお手入れしてもなかなかきれいにならない時は、鼻の毛穴の産毛による黒ずみの可能性が高いでしょう。
鼻の黒ずみをケアするには何よりも洗顔が大切
鼻の黒ずみをケアするには何よりも正しい洗顔が大切です。
これからご紹介する洗顔方法はどんな肌質の方でもできる正しい洗顔方法なので、すぐにでも実践してみて下さい。
- 手を洗う
- ぬるま湯で素洗いをする
- 洗顔料をしっかり泡立てる
- 螺旋状に優しく洗う
- ぬるま湯ですすぐ
- 清潔なタオルを押しあてて拭く
えっ?そこから?と思われた方もいるかもしれませんが、手は私たちが思っている以上に汚れています。
そのため洗顔の前には必ず手を洗いましょう。
ぬるま湯だけで落ちる汚れを先に落としておくことで、洗顔料を使うときに落ちきれなかった汚れをしっかり洗い流します。
普段あまり泡立てずに洗う方もみえるかもしれませんが、泡で洗うことで肌への摩擦を減らして刺激を最小限に抑えることができます。
肌を痛めてしまっては元も子もないので、めんどくさがらずしっかりと泡立てることが大切です。
螺旋状に洗うことで毛穴の汚れをしっかり吸着し、肌をまんべんなく洗うことができます。
間違っても鼻の黒ずみを落とそうと無理に擦ったりしないで下さいね?
このすすぎの温度が熱すぎると乾燥を招き、低すぎると汚れや余分な皮脂を落とすことができません。
そのため潤いを残しながらしっかり洗い上げることができる、32度~34度のぬるま湯で必ずすすぎましょう。
ゴシゴシと顔を拭くと刺激が強すぎて肌を痛めてしまいます。
水分を吸わせるようにポンポンと優しく押しあてるように心掛けて下さい。
よく洗顔の方法に水で毛穴を引き締めると書いてあることがありますが、確かに直後は毛穴が引き締まる感じがするかもしれません。
でも、その効果は長続きせず、むしろ急な温度変化で肌が赤くなることがあるので止めましょう。
鼻の黒ずみができてしまった時の除去の方法
もし正しい洗顔をしても黒ずみが気になる場合は、綿棒とオイルを使って取り除いてあげましょう。
使用するオイルは肌に付けても良いオイルならば、オリーブオイルでもココナッツオイルでもベビーオイルでも何でもいいです。
ただし人によっては肌に合わない場合もあるので、顔に付ける前に手や腕などに付けて問題がないかチェックしてから行って下さい。
そしてその方法はとっても簡単で、オイルを染み込ませた綿棒で鼻をマッサージしてあげるだけ!
綿棒を転がすようにしたり、なでるようにしたりして優しく鼻をマッサージします。
もし角質があれば、1本または2本の綿棒で押し出してもいいでしょう。
注意点としては、洗顔・保湿の後にたっぷりとオイルを染み込ませて行うことです。
滑りが悪ければ保湿クリームを塗り足して行いましょう。
自宅にある綿棒とオイルを使うだけで鼻の黒ずみがみるみる綺麗になりますよ!
まとめ
鼻の黒ずみがあるとイチゴのようにブツブツとした黒ずみが気になって、つい毛穴を触ったり過剰なお手入れをしてしまったりしがちです。
まずは自分の鼻の黒ずみがどちらのタイプかを見極め、今回ご紹介した正しい洗顔や綿棒とオイルでマッサージをしてみて下さいね。
そして、鏡を見るのが楽しみになるようなキメの整った肌を手に入れましょう!