香嵐渓の紅葉の時期や見ごろ、渋滞は時期や時間を見計らって!

1634年(寛永11年)頃に香積寺第11世住職三栄和尚がスギやモミジを手植えしたのが始まりとされる香嵐渓の紅葉は、とっても人気のある紅葉スポットです。

巴川の両岸は約4000本ものカエデで覆われ、水面を紅一色に染め上げる景色は感嘆の溜め息が漏れるほどの絶景ですよ!

今回はそんな香嵐渓の紅葉の時期、見頃や見所と渋滞についてお届けしたいと思います。

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香嵐渓の紅葉の時期や詳細

所在地:愛知県豊田市足助町

問い合わせ先:足助観光協会

電話番号:0565-62-1272

紅葉時期の目安:11月中旬~11月下旬

主な紅葉樹種:イロハモミジ、オオモミジ、ウラエンコウカエデなど11種類

駐車場:有り(約1600台/有料 ※混雑時の土・日・祝の臨時駐車場1000台を含む/小型1000円)

料金:無料

ライトアップ情報:2017年11月1日~11月30日 ※日没~21:00

イベント情報:香嵐渓もみじまつり 2017年11月1日~11月30日

アクセス
【車の場合】

  • 東海環状自動車道豊田勘八ICから国道153号を足助方面へ約20分(約13km)
  • 東海環状自動車道豊田松平ICから県道39号を経由し、国道153号を足助方面へ約30分

【電車の場合】

  • 名鉄豊田線浄水駅からとよたおいでんバス百年草行きで約60分、香嵐渓下車すぐ
  • 名鉄名古屋本線東岡崎駅から名鉄バス足助行きで約70分、香嵐渓下車すぐ
  • 愛知環状鉄道八草駅から直行バス運行

香嵐渓の紅葉の見頃と見どころ3選

香嵐渓の紅葉は例年11月に入ってから色づき始め、11月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。

ただ、紅葉は直近の冷え込みで一気に色づくため、10中旬頃から天気を確認したりインターネットで紅葉情報を確認して下さいね?

そして、香嵐渓の紅葉を最大限楽しんで頂くために抑えておきたいポイントが3つあります!

ライトアップ

香嵐渓の紅葉は昼間もとっても綺麗ですが、それを上回るほどうっとりしてしまうのが期間限定で行われるライトアップです。

香嵐渓もみじまつりに合わせて11月1日~11月30日の日没から21時までライトアップされ、幻想的な世界へと誘ってくれます

仕事で香嵐渓に行ったときに見ましたが、周りに光があまりないため、紅葉が浮き出てくるような感覚で本当に綺麗ですよ!

橋からの眺め

香嵐渓は様々な表情を見せてくれますが、特に橋からの眺めははずせません。

その中でも特におすすめなのが巴橋(ともえばし)と待月橋(たいげつきょう)からの眺めです。

巴橋は香嵐渓にある橋で、飯盛山が一望できる絶好のポイントのため絶好の撮影スポットです!

赤や黄色に染まる山とその紅葉が川に映る様子は本当に綺麗で、人混みがすごくても立ち止まってずっと見ていたくなります。

待月橋は中程にある香嵐渓を代表する橋で、飯盛山側に目を向けると「五色紅葉」と呼ばれる名所が望めます。

その名の通り、緑・黄緑・黄色・橙・赤の紅葉が楽しめて、思わず「うわぁー//」と声を上げたくなるほどの世界を私たちに見せてくれますよ♪

もみじのトンネル

香嵐渓にはおすすめポイントが沢山ありますが、特に押さえておきたいのが「もみじのトンネル」です。

待月橋へ向かう道にあるもみじのトンネルは元は香積寺の参道で、両脇に植えられた紅葉が赤いトンネルを作って迎えてくれますよ!

香嵐渓の紅葉は渋滞必至!避けたいなら時間や時期を見計らって!

香嵐渓周辺の渋滞は例年本当に酷いのですが、近くに駅が全くないのとほぼ一本道で迂回路がないのが渋滞の主な理由です。

だからと言って渋滞覚悟で行くのは大変なので、少しでも渋滞が回避できる方法をいくつかご紹介したいと思います!

北から香嵐渓に入るルートで行く

通常、名古屋や豊田市街から一般道で香嵐渓に向かうには、地元民ならおなじみの国道153号線を進んでいきます。

ただ、この国道153号には有料道路である、

  • 力石IC(猿投グリーンロード)
  • 豊田勘八IC(東海環状自動車道)
  • 鞍ヶ池スマートIC(東海環状自動車道)

3つのインターからやってきた車が続々と合流してきてくるため、酷い時にはいつも力石ICから香嵐渓まで2時間以上の渋滞になってしまうんです…

でも一つだけ、県道を使って北(東)側から香嵐渓に入るルートを使えば、少しでも渋滞をやり過ごすことができます!

それが下記の道です。

  1. 国道153号線を平戸橋西交差点まで来たら県道11号線に入る
  2. 「下川口」信号交差点を右折して県道33号線を進む
  3. 県道33号線から外れないように右折2回、左折1回して進む
  4. 「豊丘」信号交差点を右折して国道153号線に入る
  5. 富岡町西洞」信号交差点を右折してもう一回県道33号線へ入る
  6. 「今朝平」信号交差点を右折して県道366号線に入る

最初の2つのポイントさえクリアできれば、あとは「香嵐渓はこちら」みたいな標識が出ているので道に迷うことはありません。

また、このルートで行く大きなメリットとしては、香嵐渓周辺の多くの駐車場に「左折」で進入できるということです。

通常のルートだと駐車場に「右折」で入らないといけないので、右折待ちの時間で結構待ち時間が長くなります…

ちなみに、猿投グリーンロードを使って香嵐渓に向かう場合は力石ICの一つ手前の「枝下IC」で降りて最初の信号を左折すれば、今回ご紹介したルートにすぐに合流できて便利ですよ!

また、帰りが夜遅くなった場合は、猿投グリーンロードが22時以降の通行料金が無料になるのでぜひ活用して下さい。

朝10時までには香嵐渓に到着する

とにかく朝10時までに香嵐渓を訪れると、お昼以降よりは断然スムーズに楽しめます!

香嵐渓の駐車場は常設と臨時を合計して1600台とかなりの収容台数を誇りますが、それでも正午になると近くはもちろん比較的離れた場所にある駐車場まで埋まってしまうこともしばしばです。

また、香嵐渓の周辺道路は朝9時過ぎから交通量が増え始め、10時を過ぎた頃には平日でも数km単位の渋滞が発生することが当たり前です。

そのため、できれば朝10時までには香嵐渓の駐車場に到着できるように出発して、周辺道路の渋滞の影響を最小限に抑えましょう。

11月の初めに香嵐渓を訪れる

紅葉が色づき始めた11月の初旬であればまだ人も車もそこまで多くないので、「渋滞に巻き込まれるなんて絶対嫌!」という人には確実におすすめです。

「香嵐渓もみじまつり」は始まっているので、色づき始めた紅葉を楽しみつつ猿まわしや屋台などがゆっくりと楽しめます。

また、夜もライトアップされた赤や黄色に輝くとっても綺麗なモミジがのんびり楽しめるのもこの時期ならでは。

香嵐渓名物の「もみじの衣揚げ(もみじの天ぷら)」を食べながら、人混みや渋滞を気にせずゆったり楽しむのもいいですね♪

まとめ

中部地方一!との声もあるほど大人気の香嵐渓の紅葉は、遠くからも大勢の観光客が訪れます。

渋滞は覚悟の上で行かなければいけないですが、それでも色とりどりの紅葉やライトアップされた姿は、一度見ると忘れられないほどの絶景で見る価値は十分にあります!

昼も夜も紅葉を存分に楽しめる香嵐渓の紅葉に、今年は是非足を運んでみて下さい♪

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