仙台の日本酒『勝山ー伝ー』、香りも味も最高に美味しい!

先日祖父が我が家に遊びに来ることもあって、弟が仙台に出張に行ったお土産にと買ってきてくれたのがこちら。

江戸時代から320年以上も仙台を代表する銘酒醸造元としてその歴史と伝統を受け継いできた、勝山酒造の『勝山 伝』という純米大吟醸酒。

なんでも仙台伊達家御用達の蔵だったところだそうで、仙台伊達藩の鎧兜を彷彿とさせるような黒い刻印とブラックボトルが日本酒とは思えないほどカッコいい!!

スポンサーリンク

仕込みはなんと1週間にタンク1本!

日本酒「勝山」の仕込み水には仙台泉ヶ岳の麓から汲み上げた地下水が使われているそうです。

その水は高度35度の軟水で美人成分と言われる天然シリカを多く含んだ柔らかい水で、これを使って1週間にタンク1本のみを仕込むというなんとも贅沢な週仕込みで造られているんですって!

しかも、酒米も兵庫県産の「山田錦」や名人が栽培する仙台市泉区産の一等「ひとめぼれ」などを使用していて、純米大吟醸酒・純米吟醸酒・特別純米酒など高品質酒のみが手作りで醸造されているそうです。

この「勝山 伝」も袋吊り(ふくろづり)という昔からの伝統的な、自然の重力のみでしたたり落ちてくる「雫」の部分だけを採取する方法で手造りされています。

この搾り方をすると、お酒として必要な成分だけが抽出されて必要のない雑味などは一切お酒に出ず、日本酒本来の香りと味を存分に引き出してとーってもクリアで繊細な味わいが出るんだとか。

たしかに自然に染み出てきた「雫」の部分だけを採取するんだから1週間に1タンクだけなのも納得だし、なんとも贅沢で味を極めた日本酒だということがすごく伝わってきますよね!

開けた瞬間の芳醇な香りとまろやかな口当たりが最高!

まず何と言っても一番最初にビックリしたのは、赤ワインを開けたのではないかと思うくらいの芳醇な香り!

色んな日本酒を飲んできましたが、蓋を開けた瞬間弟と「めっちゃいい香りじゃん!」と声を揃えて言ったのは初めてです。

そしてトクトクと注いで一口飲んでみると、トロっと舌の上を転がるみたいな滑らかでとっても飲みやすい飲み心地に、フルーティーな香りがパッと口の中に広がって、日本酒の力強さの中にも繊細さも残っていてとーっても美味しい!!

私は日本酒が好きな方なので割と何でも飲める口ですが、「勝山 伝」は日本酒が苦手な女性でも飲みやすいんじゃないかな?

芳醇な香りだからと言って料理の邪魔をするかと言うとそうではなく、日本料理はもちろんどんな料理とでも合う万能さも感じます。

しかも結構飲んでも二日酔いにならないっていうねww良いお酒は酔い心地も最高です!

「伝」の他にも品揃え豊富!好みの1本を探してみるのも面白いかも

今回弟が勝ってきてくれたのは「伝」でしたが、勝山には他にもたくさん種類がありました!

【純米大吟醸酒】

  • DAIAMOND AKATSUKI
  • 暁-AKATSUKI-
  • 簾-REN-
  • 伝-DEN-
  • 元-GEN-

【純米吟醸酒】

  • 献-KEN-
  • 鴒-REI-

【特別純米酒】

  • 縁-EN-

どれも日本酒として最高の味を追求されていて、いつかこれを全部揃えて飲み比べしてみたくなりますね!

香りも味も酔い心地もどれをとっても本当に最高だったので、機会があったら是非一度『勝山 伝』を飲んでみて下さい♪

スポンサーリンク