茨城県高萩市にある「花貫渓谷」は、茨城百景にも選ばれているとっても人気の紅葉スポットです。
東京から２時間ほどで自然あふれる絶景が望めるアクセスの良さも、花貫渓谷の魅力のひとつとなっています。
今回はそんな花貫渓谷の紅葉の時期、見頃や見所と混雑状況についてお届けしたいと思います。
花貫渓谷の紅葉の時期や詳細
所在地：茨城県高萩市中戸川・大能地区
問い合わせ先：高萩市観光協会
電話番号：０２９３－２３－２１２１
紅葉時期の目安：１１月中旬～１１月下旬
主な紅葉樹種：モミジ、ナラ、クヌギ、ヤマザクラ、カエデ
駐車場：有り（花貫駐車場：普通車８０台／１台５００円)、バス２０台／１台２０００円、大能駐車場：普通車４０台／１台５００円）
※紅葉まつり期間のみ有料
料金：無料
イベント情報：花貫渓谷紅葉まつり ２０１７年１０月２８日～１１月２６日(予定)
ハイキングコース：２コース ※最長コース２８００m
アクセス
- 車の場合：常磐自動車道高萩ICから市道を経由、国道４６１号を常陸太田方面へ８km
- 電車の場合：JR常磐線高萩駅からタクシーで約２５分
花貫渓谷の紅葉の見頃、見どころは何と言っても汐見滝吊り橋周辺！
花貫渓谷の紅葉の見頃は例年１１月中旬～１１月下旬です。
ただし、その年によって色づきに若干の差はあるので、インターネットなどで情報を収集してから行かれることおすすめします。
そして、花貫渓谷にはおすすめのスポットがいくつかあるので、その中でも特におすすめの場所をご紹介します。
汐見滝吊り橋周辺
花貫渓谷の紅葉を見に行くなら「汐見滝吊り橋！」と言っても過言ではないほど人気のスポット。
渓谷にかかる全長約６０メートル、幅１．５メートルの吊り橋の、左右から覆いかぶさるように真っ赤な紅葉のトンネルができあがる様は見事です！
手が届くところにモミジの葉が連なっているため、とっても間近で色づいた木々を楽しめます。
ピーク時には大勢の人で混み合うので、片側一列になってゆっくり歩いて下さいね？
汐見滝
橋の下に顔を向けると流れ落ちる汐見滝の白い雄姿が、紅葉した葉っぱの間から目に飛び込んできます。
こじんまりとした滝ですが、長い年月をかけて深く岩がえぐれた隙間から流れ落ちる滝は大きな滝壺もあり立派です。
汐見滝吊り橋から見られる滝の白、苔の緑、モミジの赤の共演は、情緒豊かな日本の風景を作り上げくれていますよ！
花貫ダム
花貫渓谷ではないですが、汐見滝吊り橋からも近いので是非行ってほしいのが花貫ダムです。
花貫川の上流に建設されたこのダムは日本でも数少ない「海の見えるダム」で、花園・花貫県立自然公園に指定されている観光地でもあります。
周辺には貴重な植物が数多く自生していて、秋にはその植物たちが紅葉をして美しい景色を見せてくれます。
特に太平洋を眺めながら紅葉を楽しめたり、ダムの湖面に映る山々の紅葉がとっても綺麗ですよ♪
花貫渓谷の紅葉の混雑や駐車場情報
花貫渓谷は紅葉の人気スポットということもあって、紅葉の時期はあちこちで大変混雑します。
渓谷を訪れる車で花貫渓谷前の国道４６１号線には渋滞の列ができあがります。
しかも、駐車場に入れない駐車待ちの車の列や、路肩に縦列駐車してしまう車が後を絶たず対向車とすれ違いができずにさらに大きな渋滞が…
最悪の場合、高萩IC付近から花貫渓谷までの間が数珠つなぎになることもあるので、ある程度の覚悟はしておいて下さい。
そして花貫渓谷の駐車場はというと、
- 花貫駐車場：普通車８０台（５００円）
- 花貫駐車場：バス２０台（２０００円）
- 大能駐車場：普通車４０台（５００円）
と、合計で僅か１２０台しかないんです。
高萩駅からのバスがあれば混雑も多少は解消するのですが、高萩駅～大能間のバスは平日だけしか運行してないのでどうしようもありません。
じゃぁ混雑は絶対に回避できないのか…と思いますよね？
実は毎年４日間限定で、高萩駅⇔花貫渓谷（花貫駐車場）間を結ぶシャトルバスが運行されています！
今年も例年通りであれば、１１月中旬～下旬の土日に、１日１１本運行されるはずです。
このシャトルバスを利用すれば、多少渋滞で時間にズレが生じたとしても駐車待ちで苦労することがなくなりますよ！
まとめ
花貫渓谷の一番の人気スポットである「汐見滝吊り橋」の鮮やかなもみじのトンネルは、写真に収めてずっと残しておきたいくらいの絶景です。
そのため紅葉の時期は混雑必至なので、少しでも混雑を避けるなら早め早めに行動しましょう。
もし、１１月中旬か下旬の土日に行かれる方は、シャトルバスを使って駐車場渋滞に巻き込まれず紅葉を楽しんで下さいね！