最近はスマホを持っている人が大半を占めていると思いますが、1年くらい使っていると急激にバッテリーの減りが早くなったと感じる方もいるのではないでしょうか。
しかも、充電してもすぐに減ってしまうのでバッテリーが原因で機種を新しくする人も多いですよね?
そこで今回はスマホのバッテリーの寿命や延ばすコツ、寿命が診断できるアプリについてまとめていきたいと思います。
目次
スマホのバッテリーの寿命はいつ?
バッテリーの電池に使わている「リチウムイオン電池」は、一般的に約500回で新品の50~70%程度まで劣化すると言われています。
つまり、毎日充電したとすると2年以内にバッテリーの性能は50~70%程度まで劣化してしまうということです。
1年半から2年同じスマホを使っていて充電がすぐなくなると感じなら、それはバッテリーの寿命なのでバッテリーの交換か、分割払いが終わっていれば新機種への乗換をおすすめします。
実はスマホは寿命が来ると誤作動や不具合など変な動作をすることもあるので、バッテリーの仕組みを理解した上で充電方法に気を付けながら賢く使っていきましょう。
スマホのバッテリーの寿命を延ばすコツを知ろう!
スマホのバッテリーの仕組みを理解したら、次は少しでも寿命を延ばすためのコツを知って劣化を最小限にしましょう。
- 満充電の状態になったら充電を終了する
- 充電しながらのスマホの利用は避ける
- 中途半端な充電を繰り返すのは止める
- ケースなどを付けたまま充電しない
- バッテリーの消費量を抑える
バッテリー残量が100%になってもケーブルを接続し続けると過充電の状態になります。
実はこの状態でもスマホは充電と放電を繰り返してバッテリーの劣化を早めてしまうので、フル充電の状態になったらできるだけ早めに充電ケーブルを抜きましょう。
またケーブルを繋ぎっぱなしにするとスマホが熱を持ち、これもバッテリーの劣化を早めてしまいます。
充電している状態でスマホを利用するとすぐ熱を発するため、バッテリーにダメージを与えてしまいます。
特に、充電しながらの動画再生はとっても負荷が大きいのでなるべく避けた方がいいでしょう。
また、この使い方でも充電と放電を繰り返す状態になりバッテリーの劣化を早めてしまいます。
1日に何度も充電をすると充電と放電の回数が増えるため、結果としてバッテリーの寿命を短くすることになります。
できればバッテリーは使い切ってから充電する方がいいので、残量が少なくなってきたら省エネルギー設定などを活用するのもおすすめです。
特に密閉度が高いケースを装着したまま充電すると、端末に熱がこもってバッテリーにダメージを与えてしまいます。
それと同じ理由で、直射日光などが当たる高温の環境での充電もバッテリーにダメージを与えるので、車内で充電をしたまま放置することは色々と危険なので絶対にしないで下さい。
1日のバッテリーの消費が多いとその分充電する回数も多くなり、充電と放電の回数が増えて寿命を早めてしまう原因になります。
そのため、Wi-FiやBluetooth、GPSなどは利用していない時はOFFにしたり、バックグラウンドで動いているアプリがないようにこまめにアプリを完全終了するクセをつけましょう。
また、画面の明るさを一段階暗くしたり、省電力モードを使ったり、使っていないアプリはアンインストールするというのもおすすめです。
スマホのバッテリーの寿命を診断することはできる?
スマホのバッテリーの減りが早くなったと思っても、どれくらいバッテリーが劣化しているか確かめてみたいですよね?
そんな時は、下記の無料アプリを使って自分のスマホのバッテリーの寿命を診断してみて下さい。
iPhoneをお使いの方は「Battery Life」
お使いのデバイスがiPhone、iPad、iPod touchのiOSデバイスならば、「Battery Life」というアプリを使ってバッテリーの健康診断をしてあげましょう。
このアプリを使うことで、iPhoneなどのiOSデバイスに内蔵されているバッテリーの健康状態を即座に確認することができます。
結果もドーナツグラフと背景色で視覚的に表示してくれるため、劣化具合がとっても分かりやすいです。
広告削除の有料課金はありますが、全ての操作が無料で行うことができるのでおすすめです。
Androidスマホをお使いの方は「Repair Battery Life」
お使いのスマホがAndroidならば、「Repair Battery Life」というアプリを使ってバッテリーの健康診断をしてあげましょう。
このアプリの特徴は、バッテリーの劣化状態が分かるセルマップにあります。
バッテリーの劣化部分がどの程度あるかを可視化できるので、バッテリー交換すべきかどうかの判断を助けてくれますよ。
また、3色のセルで診断の進行とともに埋まっていくため、オレンジや赤色のは消耗が大きくグリーンであれば健康だとすぐに判断できるのでおすすめです。
まとめ
スマホは使い方によってバッテリーの寿命が大きく違ってきます。
でも最近はスマホの本体価格も高くなっているので簡単に機種変更もできないですよね?
そんな時は寿命を延ばす方法を習得してなるべく長く同じスマホを使えるようにしましょう。
そして、充電の回数が増えたなと思ったら一度アプリで診断してみて、まだ使えるのか新しくするのか判断してみて下さい。